CreateTimeseriesTable オペレーションを呼び出して、時系列テーブルを作成できます。時系列テーブルを作成する際に、データの有効期間 (TTL)、時系列メタデータに関するパラメータを設定できます。
前提条件
Tablestore コンソールで、時系列モデルのインスタンスが作成されていること。詳細については、時系列モデルのインスタンスを作成するをご参照ください。
TimeseriesClient インスタンスが初期化されていること。詳細については、OTSClient インスタンスを初期化するをご参照ください。
使用上の注意
作成する時系列テーブルの名前は、既存のデータテーブルの名前と同じにすることはできません。
パラメータ
パラメータ | 説明 |
TimeseriesTableMeta | 時系列テーブルの構成。
|
例
次のサンプルコードは、時系列テーブルを作成する方法の例を示しています。
/**
* CreateTimeseriesTableSample を使用して、timeseriesTableName という名前の時系列テーブルを作成し、時系列テーブルのデータの有効期間 (TTL) を指定します。
*/
func CreateTimeseriesTableSample(client *tablestore.TimeseriesClient, timeseriesTableName string , timeToLive int64) {
fmt.Println("[Info]: Begin to create timeseries table: " , timeseriesTableName)
// 時系列テーブルの構成を構築します。
timeseriesTableOptions := tablestore.NewTimeseriesTableOptions(timeToLive)
// 時系列テーブルのメタデータを構築します。
// 時系列テーブルの名前を指定します。
timeseriesTableMeta := tablestore.NewTimeseriesTableMeta(timeseriesTableName)
// 時系列テーブルの構成を指定します。
timeseriesTableMeta.SetTimeseriesTableOptions(timeseriesTableOptions)
// 時系列テーブルを作成するためのリクエストを構築します。
createTimeseriesTableRequest := tablestore.NewCreateTimeseriesTableRequest()
createTimeseriesTableRequest.SetTimeseriesTableMeta(timeseriesTableMeta)
// 時系列テーブルを作成します。
createTimeseriesTableResponse , err := client.CreateTimeseriesTable(createTimeseriesTableRequest)
if err != nil {
fmt.Println("[Error]: Failed to create timeseries table with error: " , err)
return
}
fmt.Println("[Info]: CreateTimeseriesTable finished! RequestId: " , createTimeseriesTableResponse.RequestId)
}
関連情報
時系列テーブルを作成した後、テーブルに時系列データを書き込んだり、テーブルから時系列データを読み取ったりできます。詳細については、時系列データを書き込むおよび時系列データをクエリするをご参照ください。
時系列テーブルのデータの TTL を変更できます。詳細については、時系列テーブルを更新するをご参照ください。
現在のインスタンスにあるすべての時系列テーブルをクエリできます。詳細については、時系列テーブルの名前をクエリするをご参照ください。
時系列テーブルに関する情報をクエリできます。詳細については、時系列テーブルに関する情報をクエリするをご参照ください。
不要になった時系列テーブルを削除できます。詳細については、時系列テーブルを削除するをご参照ください。
Tablestore の時系列データをコスト効率よくバックアップしたり、時系列データをファイルとしてローカルデバイスにエクスポートしたりするには、DataWorks のデータ統合機能を使用して、Tablestore からオブジェクトストレージサービス (OSS) に時系列データを同期して格納またはダウンロードできます。詳細については、Tablestore から OSS にデータを同期するをご参照ください。
時系列データを視覚化するには、Tablestore を Grafana に接続します。詳細については、Tablestore を Grafana に接続するをご参照ください。
Realtime Compute for Apache Flink を使用してデータを計算および分析する場合は、Tablestore 時系列テーブルを使用して結果を格納できます。詳細については、チュートリアル (時系列モデル)をご参照ください。