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Tablestore:時系列テーブルの作成

最終更新日:Dec 28, 2024

CreateTimeseriesTable オペレーションを呼び出して、時系列テーブルを作成できます。時系列テーブルを作成する際には、データの有効期間 (TTL)、時系列メタデータに関するパラメータを設定できます。

前提条件

使用上の注意

作成する時系列テーブルの名前は、既存のデータテーブルの名前と同じにすることはできません。

操作

public class CreateTimeseriesTableRequest implements Request {
    /**時系列テーブルの構成。*/
    private TimeseriesTableMeta timeseriesTableMeta;
}

パラメータ

パラメータ

説明

TimeseriesTableMeta

時系列テーブルの構成。

  • timeseriesTableName: 時系列テーブルの名前。

  • timeseriesMetaOptions: 時系列メタデータの構成。以下のパラメータが含まれます。

    • metaTimeToLive: 時系列メタデータの TTL。単位: 秒。値は -1 または 604800 以上の値である必要があります。-1 はメタデータが期限切れにならないことを示します。604800 は 7 日を示します。

    • allowUpdateAttributes: 時系列メタデータのプロパティ列を変更できるかどうかを指定します。

    UpdateTimeseriesTable オペレーションを呼び出すことで、上記のパラメータを変更できます。

  • timeseriesTableOptions: 時系列テーブルの構成。以下のパラメータが含まれます。

    timeToLive: 時系列テーブルのデータの TTL。単位: 秒。時系列テーブルのデータが期限切れにならないようにするには、このパラメータを -1 に設定します。UpdateTimeseriesTable オペレーションを呼び出すことで、このパラメータを変更できます。

次のサンプルコードは、データの期限が切れない test_timeseries_table という名前の時系列テーブルを作成する方法の例を示しています。

private static void createTimeseriesTable(TimeseriesClient client) {
    String tableName = "test_timeseries_table";
    TimeseriesTableMeta timeseriesTableMeta = new TimeseriesTableMeta(tableName);
    int timeToLive = -1;
    timeseriesTableMeta.setTimeseriesTableOptions(new TimeseriesTableOptions(timeToLive));
    CreateTimeseriesTableRequest request = new CreateTimeseriesTableRequest(timeseriesTableMeta);
    
    client.createTimeseriesTable(request);
}

関連情報

  • 時系列テーブルを作成した後、テーブルに時系列データを書き込んだり、テーブルから時系列データを読み取ったりできます。詳細については、時系列データの書き込み時系列データのクエリをご参照ください。

  • 時系列テーブルのデータの TTL を変更する方法については、時系列テーブルの構成の変更をご参照ください。

  • インスタンス内のすべての時系列テーブルの名前をクエリする方法については、時系列テーブルの名前のクエリをご参照ください。

  • 時系列テーブルの情報をクエリする方法については、時系列テーブルの情報のクエリをご参照ください。

  • 不要になった時系列テーブルを削除する方法については、時系列テーブルの削除をご参照ください。

  • Tablestore の時系列データを費用対効果の高い方法でバックアップしたり、時系列データをファイルとしてローカルデバイスにエクスポートしたりするには、DataWorks のデータ統合サービスを使用して、Tablestore からオブジェクトストレージサービス (OSS) に時系列データを同期して保存またはダウンロードできます。詳細については、Tablestore から OSS へのデータの同期をご参照ください。

  • Tablestore を Grafana に接続して時系列データを視覚化する方法については、Tablestore と Grafana の接続をご参照ください。

  • Realtime Compute for Apache Flink を使用してデータの計算と分析を行う場合は、Tablestore 時系列テーブルを使用して結果を保存できます。詳細については、チュートリアル (時系列モデル)をご参照ください。