CreateTimeseriesTable オペレーションを呼び出して、時系列テーブルを作成できます。時系列テーブルを作成する際には、データの有効期間 (TTL)、時系列メタデータに関するパラメータを設定できます。
前提条件
Tablestore コンソールで時系列モデルのインスタンスが作成されていること。詳細については、時系列モデルのインスタンスの作成をご参照ください。
OTSClient が初期化されていること。詳細については、OTSClient インスタンスの初期化をご参照ください。
使用上の注意
作成する時系列テーブルの名前は、既存のデータテーブルの名前と同じにすることはできません。
操作
public class CreateTimeseriesTableRequest implements Request {
/**時系列テーブルの構成。*/
private TimeseriesTableMeta timeseriesTableMeta;
}
パラメータ
パラメータ | 説明 |
TimeseriesTableMeta | 時系列テーブルの構成。
|
例
次のサンプルコードは、データの期限が切れない test_timeseries_table という名前の時系列テーブルを作成する方法の例を示しています。
private static void createTimeseriesTable(TimeseriesClient client) {
String tableName = "test_timeseries_table";
TimeseriesTableMeta timeseriesTableMeta = new TimeseriesTableMeta(tableName);
int timeToLive = -1;
timeseriesTableMeta.setTimeseriesTableOptions(new TimeseriesTableOptions(timeToLive));
CreateTimeseriesTableRequest request = new CreateTimeseriesTableRequest(timeseriesTableMeta);
client.createTimeseriesTable(request);
}
関連情報
時系列テーブルを作成した後、テーブルに時系列データを書き込んだり、テーブルから時系列データを読み取ったりできます。詳細については、時系列データの書き込みと時系列データのクエリをご参照ください。
時系列テーブルのデータの TTL を変更する方法については、時系列テーブルの構成の変更をご参照ください。
インスタンス内のすべての時系列テーブルの名前をクエリする方法については、時系列テーブルの名前のクエリをご参照ください。
時系列テーブルの情報をクエリする方法については、時系列テーブルの情報のクエリをご参照ください。
不要になった時系列テーブルを削除する方法については、時系列テーブルの削除をご参照ください。
Tablestore の時系列データを費用対効果の高い方法でバックアップしたり、時系列データをファイルとしてローカルデバイスにエクスポートしたりするには、DataWorks のデータ統合サービスを使用して、Tablestore からオブジェクトストレージサービス (OSS) に時系列データを同期して保存またはダウンロードできます。詳細については、Tablestore から OSS へのデータの同期をご参照ください。
Tablestore を Grafana に接続して時系列データを視覚化する方法については、Tablestore と Grafana の接続をご参照ください。
Realtime Compute for Apache Flink を使用してデータの計算と分析を行う場合は、Tablestore 時系列テーブルを使用して結果を保存できます。詳細については、チュートリアル (時系列モデル)をご参照ください。