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Object Storage Service:OSSバケットへのチェックポイントの保存とアクセス

最終更新日:Oct 11, 2024

このセクションでは、OssCheckpointを使用して、OSSバケットから直接チェックポイント (特定の時点でのモデルトレーニング中に保存されたモデルステータス) を読み書きする方法について説明します。

前提条件

OSS Connector for AI/MLがインストールおよび設定されています。 詳細については、「AI/ML用OSSコネクタのインストール」および「AI/ML用OSSコネクタの設定」をご参照ください。

OssCheckpoint

OssCheckpointは、データトレーニングプロセス中に結果を読み書きするシナリオに適しています。

次の例は、OssCheckpointを使用してチェックポイントを読み書きする方法を示しています。

import torch
from osstorchconnector import OssCheckpoint

ENDPOINT = "endpoint"
CRED_PATH = "/root/.alibabacloud/credentials"
CONFIG_PATH = "/etc/oss-connector/config.json"

#  Create a checkpoint by using OssCheckpoint
checkpoint = OssCheckpoint(endpoint=ENDPOINT, cred_path=CRED_PATH, config_path=CONFIG_PATH)

# Read the checkpoint
CHECKPOINT_READ_URI = "oss://checkpoint/epoch.0"
with checkpoint.reader(CHECKPOINT_READ_URI) as reader:
   state_dict = torch.load(reader)

# Write the checkpoint
CHECKPOINT_WRITE_URI = "oss://checkpoint/epoch.1"
with checkpoint.writer(CHECKPOINT_WRITE_URI) as writer:
   torch.save(state_dict, writer)

データ型

OssCheckpoint providecommon I/O操作を使用して作成されたチェックポイントオブジェクト。 詳細については、「OSS Connector For AI/MLのデータ型」をご参照ください。

パラメーター

次の表に、OssCheckpointを使用するときに設定する必要があるパラメーターを示します。

パラメーター

タイプ

必須

説明

endpoint

String

必須

OSSへのアクセスに使用されるエンドポイント。 詳細については、「エンドポイントとデータセンター」をご参照ください。

cred_path

String

必須

認証ファイルのパス。デフォルト値は /root/.alibabacloud/credentialsです。 詳細については、「アクセス資格情報の設定」をご参照ください。

config_path

String

必須

OSS Connector設定ファイルのパス。デフォルト値は /etc/oss-connector/config.jsonです。 詳細については、「OSSコネクタの設定」をご参照ください。