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ApsaraDB for MongoDB:1つ以上のシャードノードの設定を変更する

最終更新日:Jul 17, 2024

シャードノードがストレージ要件を満たすことができない場合、またはパフォーマンスのボトルネックに達した場合、ノードの仕様またはストレージ容量を変更できます。 このトピックでは、ApsaraDB for MongoDBシャードクラスターインスタンス内の1つ以上のシャードノードの設定 (インスタンス内のノードの仕様やストレージ容量など) を変更する方法について説明します。

制限事項

  • 指定する新しいストレージ容量は、シャードノードの既存のストレージ容量以上である必要があります。

  • 指定する新しい読み取り専用ノードの数は、シャードノード間の読み取り専用ノードの最大数以上である必要があります。

  • ダウングレードするサブスクリプションシャードクラスターインスタンスの読み取り専用ノードの数を増やすことはできません。

課金ルール

詳細については、「設定変更料金」をご参照ください。

使用上の注意

  • 構成変更中に、1つまたは2つの一時的な切断が発生する可能性があります。 各一時的な切断は約30秒続きます。 構成の変更によってワークロードが中断されないようにするには、ビジネスへの影響が最小限になるように一度に構成を変更することをお勧めします。

    重要

    インスタンスのストレージ容量のみを変更すると、ホストに十分なストレージリソースがあるかどうかに基づいて、対応する操作が実行されます。

    • ホストに十分なストレージリソースがある場合、システムはホスト間の移行やフェイルオーバーを必要とせずに、ホスト上のストレージ容量をスケールアップします。 スケールアッププロセス中に一時的な切断は発生しません。 スケールアップタスクはすぐに実行されて完了します。 メンテナンス期間を待つ必要はありません。

    • ホストに十分なストレージリソースがない場合は、ホスト間の移行とフェイルオーバーが必要です。 スケールアッププロセス中に一時的な切断が発生する可能性があります。 スケールアップタスクは、指定されたメンテナンス期間中に実行されます。

  • 構成変更を実行するのに必要な時間は、ネットワーク条件、タスクキューのステータス、データサイズなどの要因によって異なります。 オフピーク時にシャードクラスターインスタンスの設定を変更し、アプリケーションがインスタンスに自動的に再接続できることを確認することを推奨します。

  • シャードクラスターインスタンスのマイナーバージョンの有効期限が切れるか、メンテナンスされていない場合、ApsaraDB for MongoDBは、設定変更中にインスタンスのマイナーバージョンを最新バージョンに自動的に更新します。 これにより、シャードクラスターインスタンスのパフォーマンスと安定性が向上します。

手順

  1. シャードクラスターインスタンスページに移動します。 上部のナビゲーションバーで、インスタンスが存在するリージョンを選択します。 次に、インスタンスを見つけて、インスタンスのIDをクリックします。

  2. では、シャードリストインスタンス詳細ページのセクションで、ビジネス要件に基づいて1つ以上のシャードノードを選択します。

    • シャードノードの構成を変更する

      構成を変更するシャードノードを見つけ、操作 列の三个点アイコンをクリックします。 次に、従量課金シャードクラスターインスタンスの [設定の変更] を選択するか、サブスクリプションシャードクラスターインスタンスの [アップグレード] または [ダウングレード] を選択します。

    • 複数のシャードノードの設定を変更する

      1. シャードリスト セクションで、管理するシャードノードを選択します。

      2. シャードリストの左上隅で、従量課金のシャードクラスターインスタンスの一括変更設定をクリックするか、サブスクリプションのシャードクラスターインスタンスの一括アップグレードまたは一括ダウングレードを選択します。

  3. 次の表に示すパラメーターを設定します。

    パラメーター

    説明

    カテゴリ

    シャードノードの新しいカテゴリ。

    説明
    • このパラメーターは、クラウドディスクを使用するApsaraDB for MongoDBシャードクラスターインスタンスにのみ必要です。

    • カテゴリを選択できない場合は、現在のゾーンではサポートされていません。

    • ApsaraDB For MongoDBシャードクラスターインスタンスのカテゴリと仕様の詳細については、「シャードクラスターインスタンスの種類」をご参照ください。

    インスタンス仕様

    シャードノードの新しい仕様。

    ストレージ容量

    シャードノードの新しいストレージ容量。

    説明
    • 指定する新しいストレージ容量は、シャードノードの既存のストレージ容量以上である必要があります。 ストレージ容量を削減するには、インスタンスを作成してからデータをインスタンスに移行します。 詳細については、「その他の構成変更のシナリオと方法」をご参照ください。

    • シャードノードの [ストレージ容量] 値を変更すると、指定した新しいストレージ容量は、シャードノード内の読み取り専用ノードを含むすべてのノードに適用されます。

    読み取り専用ノード

    新しい読み取り専用ノードの数。

    移行時間

    システムが設定変更を適用する時刻。 有効な値:

    • 移行する: 支払い完了後、ApsaraDB for MongoDBはすぐに設定変更を適用します。

    • 移行予定時刻: ApsaraDB for MongoDBは、指定したメンテナンス期間内に設定変更を適用します。 現在のメンテナンス期間を選択するか、ビジネス要件に基づいてメンテナンス期間をカスタマイズできます。 次の手順を実行して、メンテナンス期間をカスタマイズできます。

      1. 移行予定時刻 の横にある 編集 をクリックします。

      2. [仕様情報] セクションで、[メンテナンス期間] の横にある [編集] をクリックしてメンテナンス期間を指定します。 詳細については、「メンテナンス期間の指定」をご参照ください。

    説明

    ストレージ容量のみをスケールアップし、インスタンスのノードを保持するホストに十分なリソースがある場合、スケールアッププロセスはホストで実行され、ホスト間の移行や切り替えは必要ありません。 したがって、新しい設定は、指定されたメンテナンス期間内ではなく、スケールアッププロセスが完了した直後に有効になります。

  4. 選択した課金方法に基づいて、対応する操作を実行します。

    • 従量課金: [今すぐ支払う] をクリックします。 その後、システムは次の1時間に自動的に金額を収集します。

    • サブスクリプション: [今すぐ支払い] をクリックします。 [購入] ページで、支払いプロセスを完了します。

    設定の変更が適用されている場合、インスタンスは [設定の変更] 状態になります。 設定の変更が完了すると、インスタンスの状態が実行中に変わります。

関連する API 操作

API 操作

説明

ModifyNodeSpec

ApsaraDB for MongoDBシャードクラスターインスタンスのmongosまたはシャードノードの設定を変更します。

ModifyNodeSpecBatch

ApsaraDB for MongoDBシャードクラスターインスタンス内の複数のmongosまたはシャードノードの設定を変更します。