Server Migration Center (SMC) は無料のサービスです。 ただし、SMC を使用してサーバーを移行する場合、移行プロセス中に消費された Elastic Compute Service (ECS) リソースに対して課金されます。 このトピックでは、SMC の課金項目と課金方法について説明します。
下表に、サーバーの移行に伴う課金項目と課金方法を示します。
課金項目 | 説明 | 課金方法 | 関連ドキュメント |
ECS インスタンス (中間インスタンス) | サーバーの移行中、SMC によって自動的に中間インスタンスが作成されます。 中間インスタンスは、移行が完了すると自動的にリリースされます。 重要 有効期限が切れていない移行ジョブでエラーが発生した場合、またはジョブが一時停止された場合、中間インスタンスは保持され、料金が発生します。 移行ジョブを続行する必要がない場合は、ジョブを削除して中間インスタンスをクリアし、不要な料金の発生を防ぐことができます。 | 従量課金 | |
クラウドディスク | サーバーの移行中、SMC によってクラウドディスクが中間インスタンスにマウントされます。 移行が完了すると、クラウドディスクは中間インスタンスとともにリリースされます。 説明 クラウドディスクと中間インスタンスのリリースは、移行元サーバーには影響しません。 | 従量課金 | |
スナップショット | サーバーの移行中に、SMC は中間インスタンスの中間スナップショットを作成してイメージを作成します。 | 従量課金 説明 スナップショットは、デフォルトではスナップショットのサイズと保存期間に基づいて従量課金モードで課金されます。 | |
パブリック帯域幅 | インターネット経由でデータを送信する移行ジョブを作成した場合、移行元から中間インスタンスまたは移行先 ECS インスタンスにデータが送信される際にパブリック帯域幅が消費されます。 中間インスタンスまたは移行先 ECS インスタンスでは、移行で消費されるトラフィックはインバウンドトラフィックであるため無料です。 | 無料 | 非該当 |
カスタムイメージ | サーバーの移行中、作成されたスナップショットを使用してカスタムイメージが生成されます。 | 無料 | 非該当 |