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Simple Log Service:カスタムクエリステートメントを使用したアラートログの分析

最終更新日:Aug 29, 2024

Simple Log Serviceは、各アラートのライフサイクルをログとして記録し、アラートログを専用のログストアに保存します。 アラートログを使用して、監視対象の全体的なステータスや安定性などの情報を取得できます。 このトピックでは、カスタムクエリステートメントを使用して専用のLogstoreのアラートログを分析する方法について説明します。

背景情報

Simple Log Serviceのアラート機能を初めて使用するときに、リージョンを選択するように求められます。 リージョンを選択すると、Simple Log Serviceは自動的にsls-alert-Alibaba CloudアカウントID-regionという名前のプロジェクトとinternal-alert-center-logという名前のLogstoreを作成し、アラートログを保存します。

説明

internal-alert-center-log Logstoreは課金されません。 デフォルトでは、Logstoreのインデックスが作成されます。

Simple Log Serviceは、internal-alert-center-log Logstoreに基づいて組み込みダッシュボードを生成します。 組み込みダッシュボードには、トリガーされたアラートやアラート通知の詳細など、アラートに関する情報が表示されます。 詳細については、「アラートセンターのダッシュボード」をご参照ください。 Logstoreでカスタムクエリステートメントを実行して、ビジネス要件に基づいてアラートログを分析できます。

ログトピック

アラートログのトピックは、アラートログのステータスによって異なります。 __topic__ フィールドの値に基づいて、アラートログのステータスを識別できます。 次の表に、一般的なログトピックを示します。

image

ログトピック

説明

__topic __: alert_state

データはアラートモニタリングルールに基づいて評価されます。

__topic __: alert_received

アラート管理システムはアラートを受信します。

__topic __: alert_routed

アラートは、アラートの受信後にアラートポリシーに基づいてルートごとにマージされます。

__topic __: alert_pre_filter

アラートは抑制または沈黙の段階に入ります。

__topic __: alert_silenced

アラートは抑制または沈黙します。

__topic __: alert_pre_notify

アラートは通知送信ステージに入ります。

__topic __: alert_notified

アラート通知が送信されます。

__topic __: system_config

構成エラーが発生したときにログが生成されます。

手順

  1. Simple Log Serviceコンソール.

  2. [プロジェクト] セクションで、管理するプロジェクトをクリックします。 例: sls-alert-13 **** 47-cn-hangzhou。

  3. [ログストレージ] > [Logstores] タブで、[internal-alert-center-Log] をクリックします。

  4. Logstoreのクエリと分析ページで、カスタムクエリステートメントを実行してアラートログを分析します。

    クエリステートメントは、searchステートメント | analyticステートメント形式の検索ステートメントと分析ステートメントで構成されます。 クエリ文の構文の詳細については、「検索構文」および「SQL分析構文」をご参照ください。

    • 例1: 特定の期間内にアラートをトリガーするアラートモニタリングルールの数を計算し、その期間内の各アラートモニタリングルールのトリガーの数を計算します。

      • クエリ文

        __topic__: alert_received |
        select
          "alert.project" as project,
          "alert.alert_name" as alert_name,
          count(*) as cnt
        group by
          project,
          alert_name
        order by
          cnt desc
      • クエリと分析結果 自定义分析告警记录

    • 例2: 特定の期間内に各通知方法を使用して、アラート通知の送信に失敗した回数を計算します。

      • クエリ文

        __topic__: alert_notified and level: error |
        select
          "notifierConfig.type" as notificationType,
          count(*) as cnt
        group by
          notificationType
        order by
          cnt desc
      • クエリと分析結果 自定义分析告警记录

    • 例3: アラート通知の失敗の原因を表示します。

      • クエリ文

        __topic__: system_config
        and alert.alert_id: alert -1626423664 -868572 |
        select
          level,
          error,
          msg,
          "desc"
      • クエリおよび分析の結果

        • クエリと分析の結果にデータが含まれている場合、設定エラーが発生しました。 設定エラーの詳細については、「設定エラー」をご参照ください。 自定义分析告警记录

        • クエリおよび分析結果にデータが含まれていない場合、指定された通知方法は無効である可能性があります。 たとえば、指定されたwebhook URLが無効であるか、指定されたDingTalkチャットボットが削除されます。 次のクエリ文を実行して、詳細な原因を表示できます。

          __topic__: alert_notified
          and level: error
          and alert.alert_id: alert -1626423664 -868572 |
          select
            error

          この例では、次のメッセージが返されます。 返されたメッセージは、指定されたwebhook URLが無効であるため、アラート通知の送信に失敗したことを示します。

          自定义分析告警日志