このトピックでは、ディクショナリ関数の構文とパラメーターについて説明します。 このトピックでは、関数の使用方法の例も示します。
関数
機能 | 説明 |
辞書を作成します。 | |
辞書を更新します。 | |
キーと値のペアを辞書から削除します。 | |
辞書のキーを返します。 | |
ディクショナリの値を返します。 | |
ディクショナリ内の指定されたキーに対応する値を返します。 | |
ディクショナリ内の要素の数を返します。 |
dct_make
dct_make関数は、辞書を構築する。
構文
dct_make(key1, value1, key2, value2, ...)
説明キーと値のパラメーターをペアで指定する必要があります。
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
key
String
必須
作成するディクショナリ内のキー。
value
String
必須
作成するディクショナリ内の値。
レスポンス
構築された辞書が返されます。
例
生ログ
content:test
変換ルール
e_set("hello", dct_make("k1","v1","k2","v2"))
結果
content:test hello:{"k1": "v1", "k2": "v2"}
dct_update
dct_update関数は、辞書を更新する。
構文
dct_update(dict1, dict2)
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
dict1
dict
必須
The辞書更新したい。
dict2
dict
必須
The辞書情報は追加指定された。
レスポンス
更新された辞書が返されます。
例
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_update(v("ctx"), {"k3": "v3"}))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: {"k1": "v1", "k2": "v2", "k3": "v3"}
dct_delete
The dct_delete機能削除キー値のペアから。
構文
dct_delete(dict, key1, key2, ...)
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
dict
dict
必須
指定したキーと値のペアを削除するディクショナリ。
key1
String
必須
ディクショナリから削除するキーと値のペアのキー。
key2
String
任意
ディクショナリから削除するキーと値のペアのキー。
レスポンス
指定されたキーと値のペアが削除されたディクショナリが返されます。
例
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_delete(v("ctx"), "k2"))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: {"k1":"v1"}
dct_keys
dct_keys関数は、辞書のキーを返します。
構文
dct_keys(dict)
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
dict
dict
必須
キーを取得する辞書です。
レスポンス
辞書のキーが返されます。
例
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_keys(v("ctx")))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: ["k1","k2"]
dct_values
dct_values関数は、辞書の値を返します。
構文
dct_values(dict)
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
dict
dict
必須
値を取得するディクショナリ。
レスポンス
ディクショナリの値が返されます。
例
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_values(v("ctx")))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: ["v1","v2"]
dct_get
dct_get関数は、ディクショナリ内の指定されたキーに対応する値を返します。
構文
dct_get(dict,key,default=None)
パラメーター
パラメーター
データ型
必須/任意
説明
dict
dict
必須
指定したキーの値を取得するディクショナリです。
キー
String
必須
値を取得するキー。
default
String
任意
指定されたキーが存在しない場合に返される値。
レスポンス
ディクショナリで指定されたキーに対応する値が返されます。
例
例 1
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_get(v("ctx"), "k1"))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: v1
例2: 指定されたキーが存在しません。 デフォルトパラメーターの値が返されます。
生ログ
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"}
変換ルール
e_set("hello", dct_get(v("ctx"), "k3",default="123"))
結果
ctx: {"k1":"v1","k2":"v2"} hello: 123