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ApsaraDB RDS:機密データの定義

最終更新日:Jan 16, 2024

通常のデータと機密データを明確に区別するために、完全暗号化データベース機能では、機密データと頻繁に使用されるSQL演算子のデータ型を定義できます。 機密データおよび関連するSQL演算子のデータ型の詳細については、「サポートされている機能」をご参照ください。

機密データの新しいデータ型

ビジネス要件に基づいて、機密データと通常データを区別する必要があります。 テーブルスキーマで機密データのデータ型を定義する必要があります。

次の例では、テーブルスキーマについて説明します。

CREATE TABLEの例 ( 
  account integer, -- INTEGER型の平文データに対応するアカウント。
  name text, -- TEXT型の平文データに対応する名前。
  balance real, -- REAL型の平文データに対応する口座残高。
  realタイプの平文データに対応するアカウントのクレジットライン。
  quota real, -- 平文列。
  address text, -- TEXT型の平文データに対応するアドレス。
  備考テキスト、-説明。
  PRIMARY KEY (account) -- アカウント列が主キーとして使用されることを指定します。
);

上記のテーブルスキーマでは、accountnamebalancecredit、およびaddressは、ビジネス要件に基づいて定義される機密データフィールドです。 次の例では、完全暗号化データベースのテーブルスキーマの機密データフィールドについて説明します。

CREATE TABLEの例 ( 
  account enc_int4, -- INTEGER型の平文データに対応するアカウント。
  name enc_text, -- TEXT型の平文データに対応する名前。
  balance enc_float4, -- REAL型の平文データに対応する口座残高。
  credit enc_float4, -- REALタイプの平文データに対応するアカウントのクレジットライン。
  quota real, -- 平文列。
  address enc_text, -- TEXT型の平文データに対応するアドレス。
  発言テキスト、-発言。
  PRIMARY KEY (account) -- アカウント列が主キーとして使用されることを指定します。
);

既存の正規データから機密データへの変換

ALTER TABLEステートメントを実行して、既存のテーブルを個別に設定し、テーブル内の平文の通常データを暗号文の機密データに変換できます。 詳細については、「平文と暗号文の間のデータ変換」をご参照ください。

次に何をすべきか

機密データのデータ型を定義したら、必要に応じて完全暗号化データベース機能を使用できます。 クライアントの完全暗号化データベース機能を使用してRDSインスタンスに接続する方法の詳細については、「クライアントからの完全暗号化データベース機能の使用」をご参照ください。