このトピックでは、ApsaraDB RDS for MySQLで提供されるシステムアカウントについて説明します。 ApsaraDB RDS for MySQLインスタンスを使用するには、システムアカウントが必要です。
ユーザーはシステムアカウントを利用できません。 ApsaraDB RDS for MySQLは、ユーザーに特権アカウントを提供します。 特権アカウントの作成方法の詳細については、「ApsaraDB RDS For MySQLインスタンスでのアカウントの作成」をご参照ください。
[アカウント] | 説明 |
root (MySQL 5.7以降のバージョンではaliyun_root) | RDSインスタンスをローカルで管理するために使用されるアカウント。 たとえば、このアカウントを使用して、マイナーエンジンバージョンに関連するパラメーターを再設定し、RDSインスタンスのステータスを照会できます。 |
| RDSインスタンスをリモート管理するために使用されるアカウント。 RDSインスタンスに障害がある場合、これらのアカウントをAlibaba Cloudエンジニアに提供できます。 エンジニアは、これらのアカウントを使用してRDSインスタンスにログインし、管理することができます。 たとえば、エンジニアはプライマリ /セカンダリの切り替えを実行し、RDSインスタンスを監視できます。 |
aurora_proxy | データベースプロキシ機能を有効にした後に接続を転送するために使用できるアカウント。 |
レプリケーター | RDSインスタンスからセカンダリRDSインスタンスにデータをレプリケートするために使用できるアカウント。 このアカウントは、RDSインスタンスが高可用性モードで動作している場合に使用できます。 |
上記のシステムアカウントのすべてのIPアドレスは内部IPアドレスです。 SELECT user();
ステートメントを実行して、現在のログオンアカウントとそのIPアドレスを表示できます。 例:
'aurora_proxy' @ '%';
「レプリケーター」 @ 「11.195.XXX. XX」;
'replicator '@ '11.196.XXX. XXX';
「レプリケーター」 @ 「11.195.XXX. XX」;
'replicator '@ '11.199.XX. XXX';
'aliyun_root' @ '127.0.0.1 ';
上記の結果では、レプリケーターシステムアカウントの11で始まるCIDRブロックは、Alibaba CloudのプライベートCIDRブロックです。