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ApsaraDB RDS:[製品の変更 /機能の変更] 一部のApsaraDB RDS for MySQLインスタンスでは、新しい物理バックアップファイル形式が段階的に導入されます

最終更新日:Jan 10, 2024

説明

2021年1月20日から、物理バックアップの速度を上げるために、新しいファイル形式_xb.qpが段階的に導入されました。 この新しいファイル形式は、個々のデータベースとテーブルの復元機能が有効になっているApsaraDB RDS for MySQLインスタンスでのみサポートされます。

説明
  • 以前に使用されたファイル形式_qp.xbは廃止されました。

  • 既存の_qp.xbファイルは_xb.qpファイルに変換されません。

  • 個々のデータベースとテーブルの復元機能は、ローカルディスクを備えたRDS High-availability EditionでMySQL 8.0、MySQL 5.7、またはMySQL 5.6を実行するRDSインスタンスでサポートされています。

  • ApsaraDB RDSコンソールにログインし、[バックアップと復元] ページの [バックアップ設定] タブに移動して、個々のデータベースとテーブルの復元機能のステータスを表示したり、この機能を有効にしたりできます。

提案事項

  • 個々のデータベースとテーブルの復元機能が有効になっている場合は、ファイル形式に基づいて、ダウンロードした物理バックアップファイルを解凍する必要があります。

    • ダウンロードした物理バックアップファイルが_xb.qp形式の場合、次のコマンドを実行してファイルを解凍します。

      qpress -do <ダウンロードした物理バックアップファイルの名前> | xbstream -x -v -C /home/mysql/data
    • ダウンロードした物理バックアップファイルが_qp.xb形式の場合、次のコマンドを実行してファイルを解凍します。

      ## ダウンロードした物理バックアップファイルを解凍します。
      cat <ダウンロードした物理バックアップファイルの名前> | xbstream -x -v -C /home/mysql/data
      
      ## ダウンロードした物理バックアップファイルを解凍します。 このコマンドは、RDSインスタンスがMySQL 5.6またはMySQL 5.7を実行する場合に適用されます。
      innobackupex -- 解凍 -- remove-original /home/mysql/data
      ## ダウンロードした物理バックアップファイルを解凍します。 このコマンドは、RDSインスタンスがMySQL 8.0を実行する場合に適用されます。
      xtraabackup -- 解凍 -- remove-original -- target-dir=/home/mysql/data 
    説明

    上記のコマンドでは、/home/mysql/dataがパスの例です。

    詳細については、「ApsaraDB RDS For MySQLインスタンスのデータを物理バックアップファイルから自己管理型MySQLデータベースに復元する」をご参照ください。

  • 個々のデータベースおよびテーブルの復元機能が無効になっている場合は、この機能を有効にすることを推奨します。 新しいファイル形式_xb.qpが適用されると、RDSインスタンスのデータをバックアップできる速度が向上します。