このトピックでは、ApsaraDB RDSコンソールでApsaraDB RDS for MariaDBインスタンスのリソースメトリクスとエンジンメトリクスを表示する方法について説明します。
手順
ApsaraDB for RDS コンソールにログインします。
左側のナビゲーションウィンドウで [インスタンス] をクリックします。 上部のナビゲーションバーで、RDSインスタンスのリージョンを選択します。
RDSインスタンスを見つけ、インスタンスIDをクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで [モニタリングとアラート] をクリックします。
[標準モニタリング] タブで、[リソースモニタリング] または [エンジンモニタリング] をクリックし、モニタリングデータを表示する時間範囲を指定します。 次の表に、メトリクスを示します。
セクション
メトリック
説明
リソースモニタリング
IOPS
データディスクとログディスクの1秒あたりの入出力操作数 (IOPS) 。
CPU使用率とメモリ使用率 (%)
RDSインスタンスのCPU使用率とメモリ使用率。
ディスクスペース (単位:MByte)
RDSインスタンスのディスク使用率。 ディスク使用率は次の情報を提供します。
使用されるディスクスペース
使用されるデータスペース
使用されたログスペース
使用される一時ファイルスペース
使用されるシステムファイル領域
単位:MB。
合計接続数
RDSインスタンスへのアクティブな接続数とRDSインスタンスへの接続の総数。
ネットワークトラフィック (KB)
RDSインスタンスの1秒あたりのインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックの量。 (単位:KB)
エンジンモニタリング
1秒あたりのトランザクション (TPS)/1秒あたりのクエリ (QPS)
1秒あたりの平均トランザクション数 (TPS) および1秒あたりに実行されるSQL文の平均数。
InnoDB バッファープールの読み取りヒット率、使用率、ダーティーブロック率 (%)
InnoDBバッファープールの読み取りヒット率、使用率、およびダーティ率。
InnoDB 読み書きデータ量 (KB)
InnoDBが1秒あたりに読み書きするデータ量。 (単位:KB)
InnoDB バッファープールの読み書き頻度
InnoDBが1秒あたりに実行する読み取りおよび書き込み操作の数。
InnoDBログの読み取り、書き込み、およびfsync() 操作
InnoDBによる1秒あたりのログファイルへの物理書き込みの平均頻度、ログ書き込み要求の頻度、およびログファイルへのfsync書き込みの平均頻度。
MySQLステートメントの実行時にハードディスクに自動的に作成される一時テーブル
SQL文の実行時にハードディスクに自動的に作成される一時テーブルの数。
MySQL_COMDML
データベースが1秒あたりに実行するSQL文の数。 次のSQL文が含まれます。
挿入
削除
Insert_Select
Replace
Replace_Select
選択
更新
MySQL_RowDML
InnoDBが1秒あたりに実行する操作の数。 以下のアイテムが含まれています。
1秒あたりのログファイルへの物理書き込み数。
InnoDBが1秒あたりに操作を実行する行数。 これには、1秒あたりにInnoDBテーブルから読み取られる行数、1秒あたりにInnoDBテーブルで更新される行数、1秒あたりにInnoDBテーブルから削除される行数、および1秒あたりにInnoDBテーブルに挿入される行数が含まれます。
MyISAMの読み取りと書き込み
1秒あたりのMyISAMによるバッファプールからの読み取り回数、1秒あたりのMyISAMによるバッファプールへの書き込み回数、1秒あたりのMyISAMによるハードディスクからの読み取り回数、および1秒あたりのMyISAMによるハードディスクへの書き込み回数。
MyISAM キーバッファーの読み取り/書き込み/使用率 (%)
1 秒あたりの読み取りヒット率、書き込みヒット率、および MyISAM キーバッファーの使用量。