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PolarDB:Elastic Parallel Query機能を使用したパーティションテーブルのデータのクエリ

最終更新日:Jul 01, 2024

PolarDB for PostgreSQL (Oracleと互換) では、Elastic Parallel Query機能を使用してパーティションテーブルからデータをクエリし、データベースのパフォーマンスを向上させることができます。

概要

Elastic Parallel Query機能では、次の操作を実行できます。

  • 範囲パーティションから並列にデータを照会します。

  • リストパーティションから並列にデータを照会します。

  • ハッシュパーティションから並列にデータを照会します。

  • パーティションを剪定します。

  • インデックスが並列にあるパーティションテーブルからデータを照会します。

  • パーティション分割テーブルからデータをクエリするには、JOINを使用します。

  • この機能は、マルチレベルパーティションからのデータのクエリには使用できません。

制限事項

この機能を使用して、データが複数の列でパーティション分割されているハッシュパーティションからデータを照会することはできません。

Usage

  1. パーティションテーブルのElastic Parallel Query機能を有効にします。

    1. デフォルトでは、パーティション分割テーブルではElastic Parallel Query機能は無効になっています。 この機能を有効にするには、次のステートメントを実行します。

      SET polar_enable_px=on;
    2. パーティションテーブルのElastic Parallel Query機能を有効にするには、次のステートメントを実行します。

      SET polar_px_enable_partition = true;
    3. マルチレベルパーティションテーブルのElastic Parallel Query機能を有効にするには、次のステートメントを実行します。

      set  polar_px_optimizer_multilevel_partitioning = true;
  2. パーティションテーブルの作成、パーティションテーブルの変更、またはパーティションテーブルからのデータの照会方法の詳細については、「パーティションテーブルのコマンドリスト」をご参照ください。