この機能では、GiST Sortメソッドを使用してインデックス作成プロセスを並列化します。これにより、ディスクでの読み取り /書き込み操作が大幅に削減され、インデックス作成が高速化されます。
注意事項
GiST Sortメソッドは、ポイントにのみ適用されます。 このメソッドを他のタイプの空間データに使用すると、インデックスのクエリパフォーマンスに影響します。
Usage
説明 以下のステートメントでは、ワーカーの数とワーカーの総メモリ使用量を参考にしています。 必要に応じて設定できます。
- GiST並べ替え機能を有効にします。
polar_enable_gist_sort=onを設定します。
- 並列ワーカーの数を設定します。
データテーブルのスキャンに使用する並列ワーカーが多いほど、クエリ中のCPU負荷が高くなります。 したがって、設定したワーカーの数が物理CPUコアの数を超えないようにすることを推奨します。
max_parallel_maintenance_workers=4に設定します。
- 並列ワーカーの合計メモリ使用量を設定します。 このパラメータは少なくとも1Gにすることをお勧めします。
set maintenance_work_mem='1GB';
- GiSTインデックスを作成します。
gist(geom) を使用してtにインデックスを作成します。
- 次のステートメントを実行して、Gistソート機能を無効にします。
set polar_enable_gist_sort=off;