Platform for AI (PAI) でワークスペースを作成した後、[ワークスペースの詳細] ページで、コンピューティングリソース、メンバー、ストレージ設定などのワークスペース構成を表示および変更できます。
制限事項
ワークスペースの設定を変更できるのは、ワークスペースの管理者または所有者だけです。
ワークスペースの詳細を表示する
PAIコンソールにログインします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[ワークスペース] をクリックします。 [ワークスペース] ページで、表示するワークスペースの名前をクリックします。
ワークスペースの詳細ページの右側では、ワークスペース名、ワークスペースID、関連するコンピューティングリソースなど、ワークスペースに関する情報を表示できます。
ワークスペースの説明を変更する
[ワークスペースの詳細] ページの右側のワークスペースに関する基本情報セクションで、変更をクリックします。
ワークスペースに関する基本情報パネルで、説明フィールドを変更し、OKをクリックします。
ワークスペースのコンピューティングリソースの管理
ワークスペースに関連付けられているコンピューティングリソースがない場合、Machine Learning Designerでモデルをトレーニングするとき、またはトレーニングジョブを送信するときにエラーが発生する可能性があります。
コンピューティングリソースの表示
[ワークスペースの詳細] ページの右側にある [コンピューティングリソース] セクションで、[リソース] をクリックします。
[ワークスペースリソース設定] パネルでは、[MaxComputeリソース] 、[General Computingリソース] 、[Fully Managed Flinkリソース] などの関連リソースを表示できます。 クォータ名や課金方法など、関連するリソースに関する情報も表示できます。
コンピューティングリソースの関連付け
[ワークスペースリソース設定] パネルで、現在のAlibaba Cloudアカウントのコンピューティングリソースをワークスペースに関連付けることができます。 次の図は、MaxComputeリソースを関連付ける方法を示しています。
コンピューティングリソースの関連付けを解除するには、アカウントマネージャーに連絡してください。
ワークスペースのデフォルトのストレージパスを設定する
[ワークスペースの詳細] ページの右側のストレージ設定セクションで、設定をクリックします。
ストレージ設定パネルで、ワークスペースのデフォルトストレージフィールドにObject Storage Service (OSS) パスを指定して、OKをクリックします。
重要ワークスペースでAlgorithm Developerロールが割り当てられているメンバーには、指定されたOSSパスに対する読み取りおよび書き込み権限が必要です。
説明指定されたOSSパスは、Machine Learning Designerのパイプラインで使用できます。 Machine Learning Designerでパイプラインを作成するときに別のストレージパスを指定した場合、Workspace Default storageフィールドで指定されたOSSパスは無効になります。
ワークスペースのメンバーを管理する
[ワークスペースの詳細] ページの右側にある [メンバー] セクションで、ワークスペースのメンバーとその役割を表示できます。 [管理] をクリックして、メンバーを追加または削除したり、メンバーの役割を変更したりします。 詳細については、「ワークスペースのメンバーの管理」をご参照ください。
ワークスペースのSLSの設定
現在のワークスペースにあるData Science Workshop (DSW) インスタンスおよびDeep Learning Containers (DLC) ジョブ用に生成されたログを、カスタム分析のためにSimple Log Service (SLS) に送信できます。 SLSを設定するには、次の手順を実行します。
ワークスペースの詳細ページの右側にあるLog Serviceセクションで、[設定] をクリックします。
[SLSログ] パネルで、次のパラメーターを設定し、[OK] をクリックします。
パラメーター
説明
SLSProject
SLSプロジェクト。 SLSプロジェクトは、リソースの分離と管理に使用されます。 ドロップダウンリストにプロジェクトがない場合は、[SLSプロジェクトの作成] をクリックしてプロジェクトを作成します。 詳細については、「プロジェクトの管理」をご参照ください。
LogStore
SLS Logstore。 ログストアは、ログの収集、保存、およびクエリに使用されます。 ドロップダウンリストで使用可能なLogstoreがない場合は、[Logstoreの作成] をクリックしてLogstoreを作成します。 詳細については、「Logstoreの管理」をご参照ください。
SLSストレージが必要なモジュール
有効なオプション: 分散トレーニング (DLC) とインタラクティブモデリング (DSW) 。 両方のオプションを選択できます。
参照
Machine Learning Designerは、クラウドネイティブのPAIFlowエンジンを使用してエンドツーエンドの機械学習開発を容易にする、機械学習モデリング用のビジュアルツールです。 詳細については、「機械学習デザイナーの概要」をご参照ください。
通知ルールを作成して、Machine Learning DesignerまたはDLCジョブのパイプラインのステータスを監視したり、モデルバージョンの承認ステータスに基づいて関連イベントをトリガーしたりできます。 詳細については、「通知ルールの作成」をご参照ください。