大きなオブジェクトをダウンロードする必要がある場合、またはダウンロードの完了に長い時間がかかる場合は、ストリーミングダウンロードを実行して、オブジェクトを増分単位でダウンロードできます。
使用上の注意
このトピックのサンプルコードを実行する前に、カスタムドメイン名やSecurity Token Service (STS) などの方法を使用してOSSClientインスタンスを作成する必要があります。 詳細については、「初期化」をご参照ください。
説明バケットのリージョンは、初期化用に指定されたエンドポイントのリージョンによって決まります。
オブジェクトをダウンロードするには、
ossGetObject
権限が必要です。 詳細については、「RAMユーザーへのカスタムポリシーのアタッチ」をご参照ください。OSS SDK for iOSは、ストリーミングダウンロードAPI操作を提供していません。 代わりに、
NSURLSession
ライブラリのdidRecieveData
関数に似たマルチパートコールバック機能を提供します。 マルチパートコールバックが設定されている場合、ダウンロード結果に実際のデータは含まれません。
例
次のサンプルコードは、ストリーミングダウンロードを実行してオブジェクトをダウンロードする方法の例を示しています。
OSSGetObjectRequest * request = [OSSGetObjectRequest new];
// Specify the name of the bucket. Example: examplebucket.
request.bucketName = @"examplebucket";
// Specify the full path of the object. Do not include the bucket name in the full path. Example: exampledir/exampleobject.txt.
request.objectKey = @"exampledir/exampleobject.txt";
// Configure the multipart callback function.
request.onRecieveData = ^(NSData * data) {
NSLog(@"Recieve data, length: %ld", [data length]);
};
OSSTask * getTask = [client getObject:request];
[getTask continueWithBlock:^id(OSSTask *task) {
if (!task.error) {
NSLog(@"download object success!");
} else {
NSLog(@"download object failed, error: %@" ,task.error);
}
return nil;
}];
// [getTask waitUntilFinished];
// [request cancel];