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Object Storage Service:ストリーミングダウンロード

最終更新日:Mar 05, 2024

大きなオブジェクトをダウンロードする必要がある場合、またはダウンロードの完了に長い時間がかかる場合は、ストリーミングダウンロードを実行して、オブジェクトを増分単位でダウンロードできます。

ストリーミングダウンロードを実行してオブジェクトをダウンロードし、オブジェクトの入力ストリームを取得できます。 ストリーミングダウンロードを実行するには、オブジェクトに対する読み取り権限が必要です。

使用上の注意

  • このトピックのサンプルコードを実行する前に、カスタムドメイン名やSecurity Token Service (STS) などの方法を使用してOSSClientインスタンスを作成する必要があります。 詳細については、「初期化」をご参照ください。

次のサンプルコードは、ストリーミングダウンロードを同期的に実行する方法の例を示しています。

// オブジェクトのダウンロード要求を作成します。 
// バケットの名前とオブジェクトの完全パスを指定します。 この例では、バケット名はexamplebucketで、オブジェクトの完全パスはexampledir/exampleobject.txtです。 オブジェクトのフルパスにバケット名を含めないでください。 
GetObjectRequest get = new GetObjectRequest("examplebucket", "exampledir/exampleobject.txt");

// ダウンロードの進行状況コールバックを設定します。 
get.setProgressListener(new OSSProgressCallback<GetObjectRequest>() {
            @オーバーライド
            public void onProgress(GetObjectRequest request, long currentSize, long totalSize) {
                OSSLog.logDebug("getobj_progress: " + currentSize + "total_size: " + totalSize, false);
            }
        });

try {
    // ダウンロード要求を同期して処理し、結果を取得します。 
    GetObjectResult getResult = oss.getObject(get);

    Log.d("Content-Length", "+ getResult.getContentLength());

    // オブジェクトの入力ストリームを取得します。 
    InputStream inputStream = getResult.getObjectContent();

    byte[] buffer = new byte[2048];
    int len;

    while ((len = inputStream.read(buffer)) ! = -1) {
        // ダウンロードしたデータを処理します。 たとえば、画像を表示したり、オブジェクトに書き込み操作を実行したりします。 
    }

    // オブジェクトメタデータを表示します。 
    ObjectMetadata metadata = getResult.getMetadata();
    Log.d("ContentType", metadata.getContentType());


} catch (ClientException e) {
    // ネットワーク例外などのクライアント例外を処理します。 
    e.printStackTrace();
} catch (ServiceException e) {
    // サービス例外を処理します。 
    Log.e("RequestId", e.getRequestId());
    Log.e("ErrorCode", e.getErrorCode());
    Log.e("HostId", e.getHostId());
    Log.e("RawMessage", e.getRawMessage());
} catch (IOException e) {
    e.printStackTrace();
} 

次のサンプルコードは、ストリーミングダウンロードを非同期で実行する方法の例を示しています。

// オブジェクトのダウンロード要求を作成します。 
// バケットの名前とオブジェクトの完全パスを指定します。 この例では、バケット名はexamplebucketで、オブジェクトの完全パスはexampledir/exampleobject.txtです。 
// オブジェクトのフルパスにバケット名を含めないでください。 
GetObjectRequest get = new GetObjectRequest("examplebucket", "exampledir/exampleobject.txt");

// ダウンロードの進行状況コールバックを設定します。 
get.setProgressListener(new OSSProgressCallback<GetObjectRequest>() {
            @オーバーライド
            public void onProgress(GetObjectRequest request, long currentSize, long totalSize) {
                OSSLog.logDebug("getobj_progress: " + currentSize + "total_size: " + totalSize, false);
            }
        });
OSSAsyncTask task = oss.asyncGetObject(get, new OSSCompletedCallback<GetObjectRequest, GetObjectResult>() {
    @オーバーライド
    public void onSuccess(GetObjectRequest request, GetObjectResult result) {
        // リクエストが成功しました。 
        InputStream inputStream = result.getObjectContent();

        byte[] buffer = new byte[2048];
        int len;

        try {
            while ((len = inputStream.read(buffer)) ! = -1) {
                // ダウンロードしたデータを処理します。 
            }
        } catch(IOException e){
            e.printStackTrace();
        }
    }

    @オーバーライド
    public void onFailure(GetObjectRequest request, ClientException clientExcepion, ServiceException serviceException) {
        // リクエスト例外を処理します。 
        if (clientExcepion != null) {
            // ネットワーク例外などのクライアント例外を処理します。 
            clientExcepion.printStackTrace();
        }
        if (serviceException != null) {
            // サービス例外を処理します。 
            Log.e("ErrorCode", serviceException.getErrorCode());
            Log.e("RequestId", serviceException.getRequestId());
            Log.e("HostId", serviceException.getHostId());
            Log.e("RawMessage", serviceException.getRawMessage());
        }
    }
});

参考資料

  • ストリーミングダウンロードの完全なサンプルコードについては、『GitHub』をご参照ください。

  • ストリーミングダウンロードを実行するために呼び出すことができるAPI操作の詳細については、「GetObject」をご参照ください。

  • OSSClientインスタンスを初期化する方法の詳細については、「初期化」をご参照ください。