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NAT Gateway:インターネットNATゲートウェイの診断

最終更新日:Nov 04, 2024

インターネットNATゲートウェイは、インスタンス診断機能を提供するためにネットワークインテリジェンスサービス (NIS) と統合されています。 この機能を使用して、インスタンスの構成とステータスを確認し、NATが提供する提案に基づいて問題をトラブルシューティングできます。 診断には、接続、設定、クォータ、および料金に関する情報が含まれます。 診断レコードを表示することもできます。

前提条件

インスタンス診断

インスタンス診断機能を使用して、インターネットNATゲートウェイを診断できます。 Virtual Private Cloud (VPC) NAT Gatewayは、インスタンス診断をサポートしていません。

  1. NAT Gatewayコンソールにログインします。

  2. インターネットNATゲートウェイページで、診断するインターネットNATゲートウェイを見つけて、診断列の診断をクリックします。

  3. インスタンス診断パネルで、診断の進行状況、概要、および詳細を表示します。

    • 例外が検出されると、診断項目がインスタンス診断パネルに表示されます。 診断項目をクリックして、その詳細を表示できます。

    • [診断項目の詳細] セクションで、[すべての診断項目を表示] を選択します。 インターネットNATゲートウェイでサポートされているすべての診断項目が表示されます。 診断アイテムを展開して、その詳細を表示できます。

    [インスタンス診断] パネルの [NISコンソールに移動して診断レコードを表示] をクリックすると、NISコンソールに移動して診断タスクに関する詳細情報を表示することもできます。

診断アイテムと詳細

次の表に、インターネットNAT Gatewayでサポートされている診断項目を示します。

カテゴリ

診断アイテムと説明

接続診断

  • 容量制限によるパケットドロップ: 容量制限によりNATゲートウェイのパケットがドロップされているかどうかを確認します。

  • SNATソースポートの割り当て: インターネットNATゲートウェイのSNATソースポートが割り当てられているかどうかを確認します。

設定

  • ルートの欠落: VPC内のインターネットNATゲートウェイを指すルートがあるかどうかを確認します。

  • インスタンスステータス: インターネットNATゲートウェイのステータスを確認します。

  • NAT設定: SNATエントリとDNATエントリがインターネットNATゲートウェイで設定されているかどうかを確認します。

  • EIPステータス: elastic IPアドレス (EIP) がインターネットNATゲートウェイに関連付けられているかどうかを確認します。

  • DNATとセキュリティグループの設定: セキュリティグループが一致するかどうかを確認します。

  • DNAT Conflicts: DNATエントリがバックエンドEIPと競合するかどうかを確認します。

  • IPv4ゲートウェイの互換性: IPv4ゲートウェイがNAT設定と互換性があるかどうかを確認します。

容量診断

  • NAT Gatewayトラフィック処理率: インターネットNAT gatewayのトラフィック処理率が正常かどうかを確認します。

  • NAT Gatewayの同時接続の使用: インターネットNAT gatewayでの同時接続の使用が正常かどうかを確認します。

コスト診断

  • 有効期限のアラート: インターネットNATゲートウェイが15日以内に期限切れになるかどうかを確認します。

  • 期限切れ支払いのアラート: インターネットNATゲートウェイに期限切れの支払いがあるかどうかを確認します。