このトピックでは、Push SDK for Windowsのデモを使用して、Push SDK for Windowsを統合する方法について説明します。
環境要件
項目 | 説明 |
OS バージョン | Windows 10以降が必要です。 |
CPUアーキテクチャ | x64が必要です。 |
統合ツール | Visual Studio 2022が必要です。 |
準備
Push SDK for Windowsの最新バージョンをダウンロードします。 詳細については、「SDKのダウンロードとリリースノート」をご参照ください。
Push SDK for Windowsの最新バージョンのデモソースコードをダウンロードします。
CMakeの使い方を学びます。
統合
次の図は、Push SDK for Windowsのデモソースコードのディレクトリ構造を示しています。 このトピックでは、CMakeを使用して、Push SDK for Windowsを統合する手順を示します。
統合プロシージャ
CMakeを使用してSDKを統合するには、次の手順を実行します。
ダウンロードしたSDKパッケージを解凍します。 次のコードは、フォルダーのディレクトリ構造を示しています。
\---windows +---include | +---player | \---pusher \---x64 +---Debug \---Release
windowsディレクトリのincludeフォルダとx64フォルダをプロジェクトにコピーします。 デモでは、フォルダはplugins\obs-alirtc\libsディレクトリに配置されます。
CMakeLists.txtファイルを編集して、SDKディレクトリを指定します。
SET(ALIRTC_VERSION "6.10.0") SET(ALIRTC_INCLUDE_DIRS ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/libs/include) SET(ALIRTC_LIBRARY ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/libs/x64/Release) SET(ALIRTC_LIBRARY_DEBUG ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/libs/x64/Debug)
説明CMakeは、${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR} 変数を使用してパスを取得します。
ライブラリファイルを追加し、その他の設定を実行します。 詳細については、デモのplugins\obs-alirtc\libs\CMakeLists.txtファイルの内容を参照してください。
add_library(obs-alirtc MODULE) add_library(OBS::alirtc ALIAS obs-alirtc) # # Other configurations #...
関連ドキュメント
SDKの使用方法については、「Windows用プッシュSDKの使用」をご参照ください。