同期呼び出しは、関数の呼び出しメソッドです。 関数を同期的に呼び出すと、イベントが関数を直接トリガーし、function Computeが関数を実行して応答を待ちます。 関数が呼び出されると、function Computeは結果、実行の概要、ログなどの関数の実行の詳細を返します。 このトピックでは、同期呼び出しのシナリオと制限について説明します。
シナリオ
同期呼び出し中に、イベントが関数によって処理された後に結果が直接返されます。 同期呼び出しは、次のシナリオを含むさまざまなシナリオに適用できます。
- 実行結果は、できるだけ早い機会に表示する必要があります。
- 呼び出される関数は、HTTPトリガーで設定されます。
制限事項
関数実行のリソース制限: デフォルトでは、各リージョンでAlibaba Cloudアカウントに許可されるオンデマンドインスタンスの最大数は300です。
説明 関数のスロットリングメトリックを使用して、 CloudMonitorコンソールを使用します。 上限を増やす場合は、DingTalkグループに参加してテクニカルサポートに連絡してください。
実行の同時実行
実行同時実行は、指定された期間内の関数の同時呼び出しの数です。 次の式を使用して、実行の同時実行を推定できます。
実行同時実行=リクエストレート × 関数実行期間
- リクエストレートは、関数の1秒あたりのリクエストまたはイベントの数です。
- 関数の実行時間は、リクエストがインスタンスに到着したときに開始され、リクエストが完全に実行されたときに秒単位で終了します。
たとえば、Object Storage Service (OSS) イベントを処理する関数があるとします。 関数の平均実行時間は3秒で、1秒あたり10個のOSSイベントが生成されます。 式を使用して、関数の実行同時実行性が30であることを計算できます。
説明 実行の同時実行は、関数の課金に影響します。 詳細については、「課金の概要」をご参照ください。