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Function Compute:エラー処理

最終更新日:Aug 30, 2024

このトピックでは、エラータイプや例外情報など、Node.jsランタイム環境でエラーを処理する方法について説明します。

エラータイプ

Node.js関数のエラーは、次のタイプに分類されます。

  • HandledInvocationError: callbackの最初のパラメーターによって返されるエラー。

    次のコードを実行して、callbackコマンドを呼び出します。

    exports.handler = function(event, context, callback) {
      callback(new Error('oops'));
    };

    レスポンス例:

    {
      "errorMessage":"oops",
      "errorType":"Error",
      "stackTrace":[
        "Error: oops","    at exports.handler (/code/index.js:2:12)"
      ]}
  • FunctionUnhandledError: Function Compute が例外をキャプチャした後に返されるエラー。

    キャプチャされていない例外をコードがスローした場合、Function Computeは例外をキャプチャし、エラーメッセージを返します。

    exports.handler = function(event, context, callback) {
      throw new Error('oops');
    };

    レスポンス例:

    {
      "errorMessage":"oops",
      "errorType":"FunctionUnhandledError: Error",
      "stackTrace":[
        "Error: oops","    at exports.handler (/code/index.js:2:9)"
      ]}

    関数が実行中にプロアクティブに終了すると、システムは一般的なエラーメッセージを返します。

    exports.handler = function(event, context, callback) {
      process.exit(1);
    };

    レスポンス例:

    {
      "errorMessage":"Process exited unexpectedly before completing request (duration: 6ms, maxMemoryUsage: 49MB)"
    }

エラー情報

エラー情報のフィールドを次の表に示します。

フィールド

タイプ

説明

errorMessage

String

エラーメッセージを示します。

errorType

String

エラータイプ。

stackTrace

List

エラースタック。

詳細については、「エラー処理」をご参照ください。