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Function Compute:関数のカスタムDNS設定の構成

最終更新日:Sep 06, 2024

カスタムドメイン名システム (DNS) 機能は、サイトアクセスの高速化などのシナリオに適しています。 このトピックでは、Function Computeコンソールで関数のカスタムDNS設定を構成する方法について説明します。

背景情報

resolv.confファイルはシステム構成ファイルです。 カスタムDNS設定を設定すると、元のresolv.confファイルが上書きされます。 Linuxでman 5 resolverコマンドを実行して、resolv.confファイルの構文を照会できます。 手動ページが存在しないことを示すメッセージが返された場合は、Linuxディストリビューションに基づいて手動ページをインストールします。 詳細については、「Linuxマニュアルページ」をご参照ください。

制限事項

カスタムDNS機能は、Function Computeが提供するランタイムとカスタムランタイムのみをサポートします。

前提条件

関数の作成

カスタムDNS設定の構成

説明

Function ComputeのデフォルトDNSサーバーを使用する場合は、[ネームサーバー] フィールドに100.100.2.136および100.100.2.138 IPアドレスを入力します。

  1. Function Computeコンソールにログインします。

  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、サービス&機能をクリックします。

  3. 上部のナビゲーションバーで、リージョンを選択します。

  4. サービスページで、目的のサービスをクリックします。

  5. 関数ページで、変更した関数を見つけてクリックします。アクション列で設定をクリックします。

  6. [DNS設定] セクションで、パラメーターを設定し、[保存] をクリックします。 下表に、各パラメーターを説明します。

    dns-edit

    パラメーター

    説明

    ネームサーバー

    DNSサーバーのIPアドレス。 1つ以上のDNSサーバーのIPアドレスを追加できます。

    • 223.5.5.5

    • 223.6.6.6

    ドメインの検索

    DNS検索ドメイン。 1つ以上の検索ドメインを追加できます。 アクセスしたドメイン名がDNSで解決できない場合、検索ドメインがドメイン名に追加され、アクセスしたドメイン名が再度解決されます。

    mydomain.com

    DNSオプション

    resolv.confファイル内の設定項目。 各アイテムは、key:value形式のkey-valueペアに対応します。

    試行: 1

  7. 設定したカスタムDNS設定が有効かどうかを確認します。

    1. 関数の詳細ページで、[コード] タブをクリックします。

    2. コードエディターでコードを記述し、[デプロイ] をクリックし、[テスト機能] をクリックします。

      サンプルPython 3コード:

      # -*- coding: utf-8 -*-
      import logging
      import subprocess
      
      def handler(event, context):
        logger = logging.getLogger()
        f = open('/etc/resolv.conf')
        logger.info("".join(f.readlines()))
        f.close()
        output = subprocess.check_output(["ping", "-c", "1", "www.aliyun.com"])
        return output
    3. [コード] タブで、実行結果を表示します。 [応答] セクションで、resolv.confファイルに基づいて生成されたコンテンツを表示します。 [ログ出力] セクションで、ドメイン名の返されたIPアドレスを表示します。

      result