データをKafkaクラスターに同期するようにタスクを設定する場合、データをKafkaパーティションに同期するためのポリシーを指定できます。 このポリシーでは、同期パフォーマンスを向上させることができます。 たとえば、ハッシュ値に基づいてさまざまなパーティションにデータを同期できます。
ハッシュアルゴリズム
Data Transmission Service (DTS) は、JavaのhashCode() メソッドを使用してハッシュ値を計算します。
設定方法
タスク作成ウィザードの [同期するオブジェクトの選択] ステップで、データをKafkaパーティションに同期するためのポリシーを指定できます。 詳細については、「ApsaraDB RDS For MySQLインスタンスからセルフマネージドKafkaクラスターへのデータの同期」および「データ同期シナリオの概要」をご参照ください。
警告 データ同期タスクの開始後、ターゲットトピックのパーティション数を変更しないでください。 そうでない場合、データ同期は失敗します。
同期ポリシー
ポリシー | 説明 | 利点と欠点 |
すべてのデータをパーティション0に同期 | DTSは、すべてのデータとDDLステートメントを宛先トピックのパーティション0に同期します。 |
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データベース名とテーブル名のハッシュ値に基づいてパーティションを分離するためのデータの同期 | DTSは、データベースとテーブル名をパーティションキーとして使用して、ハッシュ値を計算します。 次に、DTSは、各テーブルのデータおよびDDLステートメントを、宛先トピックの対応するパーティションに同期します。 説明
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プライマリキーのハッシュ値に基づいてデータをパーティションに同期 | DTSは、テーブル列をパーティションキーとして使用してハッシュ値を計算します。 テーブル列はデフォルトで主キーです。 テーブルに主キーがない場合、一意のキーがパーティションキーとして使用されます。 DTSは、各行を宛先トピックの対応するパーティションに同期します。 1つ以上の列をパーティションキーとして指定して、ハッシュ値を計算できます。 説明
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