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Data Transmission Service:DTS専用クラスターで実行されるタスクのパフォーマンス仕様

最終更新日:Oct 30, 2024

このトピックでは、Data Transmission Service (DTS) 専用クラスターで実行されるタスクに割り当てられるData Transmission Serviceユニット (DU) の数とタスクのパフォーマンスとの関係について説明します。

使用上の注意

  • このトピックで提供されるパフォーマンス仕様は参考用であり、サービスレベル契約 (SLA) 評価の基準としては使用されません。
  • DTS専用クラスタ内のタスクのレイテンシは、ソースインスタンスのワークロード、伝送ネットワークの帯域幅、ネットワークレイテンシ、および宛先インスタンスの書き込みパフォーマンスなどの複数の要因により、より高くなる可能性があります。

用語

  • クラスター: 同じ仕様の2〜100ノードで構成されるDTS専用クラスター。

  • DU: DTS専用クラスターのリソースユニット。 DUは、DTSデータ移行、データ同期、または変更追跡タスクを実行するために必要な最小限のハードウェアリソースを示します。 ハードウェアリソースは、CPUおよびメモリを含む。
  • 1秒あたりの行数 (RPS): 1秒あたりに処理されるテーブル行の数。 たとえば、増分データ移行のRPSを5000すると、1秒間に5,000行の増分データを移行元データベースから移行先データベースに移行できることがわかります。

パフォーマンス仕様

次の表に、DTS専用クラスターで実行されるタスクの最大パフォーマンスと、タスクに割り当てられるDUの数との関係を示します。 実際のパフォーマンスは、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率などの要因によって異なる場合があります。

DUの数最大パフォーマンス (RPS)
1200
22,000
35,000
410,000
520,000
630,000
740,000
850,000
960,000
1070,000
1180,000
1290,000
13100,000
14110,000
15120,000
> 15上限なし
説明 DUの数は、オーバーコミット率を設定した後にのみ15を超えることができます。 DTS専用クラスターのオーバーコミット率を設定する方法の詳細については、「DTS専用クラスターのオーバーコミット率の設定」をご参照ください。
説明 実際のパフォーマンスは、ネットワーク環境、ソースインスタンスと宛先インスタンスのパフォーマンス、レイテンシなどの複数の要因によって異なります。 上の表に示す最大パフォーマンス値は参考用であり、SLA評価の基準としては使用されていません。