論理データベースは1つ以上の物理データベースで構成され、シャーディングをサポートするように設計されています。 このトピックでは、論理データベースの定義とシナリオについて説明します。
定義
大量のビジネスデータとリクエストがある場合は、シャーディングを実装してワークロードのバランスを取り、スムーズなスケーリングを確保する必要があります。
物理データベースの数が1つ以上の場合、論理データベースを作成するときは次の制限が適用されます。
物理データベースの数 | 説明 |
物理データベースの数が1より大きい。 | 物理データベースの数が1より大きい場合、データベースの数およびデータベース名のサフィックスは、次の要件を満たす必要があります。
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物理データベースの数は1つです。 | データベースが1つの場合は, テーブルパーティションを持つ1つのデータベースのみが論理データベースとして構成されます。 |
注意事項
- 物理データベースまたは論理データベースでさまざまな操作を実行できます。 これらの操作には、SQLコンソールでのデータの照会、スキーマの設計、データのエクスポートまたは変更が含まれます。 論理データベースを選択すると、テーブルパーティションまたは論理テーブルに対する操作を簡単に実行できます。 つまり、テーブルパーティションまたは論理テーブルをSQLステートメントの単一のテーブルとして使用できます。
- データソースのアクセス許可を申請する場合は、論理データベースのアクセス許可を申請して、論理データベースに関連付けられているすべての物理データベースにアクセスできます。
シナリオ
論理データベースは、次のシナリオで使用できます。
- テーブルパーティションを持つ単一のデータベース。
- シャードされ、テーブルパーティションを持つデータベース。
- シャードされ、テーブルがパーティション分割されないデータベース。
論理データベースの設定
説明 データ所有者またはデータベース管理者 (DBA) は、論理データベースを構成できます。
Data Managementコンソールの上部のナビゲーションバーで、アイコンをクリックして、データベースリストで構成するデータベースを検索します。 設定するデータベースを見つけ、[操作] 列の にポインターを移動し、[論理データベースの設定] をクリックします。