このトピックでは、データベースのバックアップまたは復元に必要なアクセス許可について説明します。
さまざまな種類のデータベースアカウントに必要な権限
MySQLデータベース
機能 | 必要な権限 |
バックアップ |
|
復元 | SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、DROP、INDEX、ALTER、CREATE VIEW、SHOW VIEW、CREATE ROUTINE、ALTER ROUTINE、EVENT、およびTRIGGER |
MySQLデータベースで増分バックアップを実行するには、データベースバックアップ (DBS) が
show binary logs
ステートメントを実行する必要があります。 MySQL 5.5.24以前のバージョンの場合、ステートメントを実行するにはSUPER
権限が必要です。 MySQL 5.5.25以降のバージョンの場合、ステートメントを実行するにはREPLICATION CLIENT
権限のみが必要です。RDSデータベースのバックアップまたは復元に必要な権限は、ビジネス要件に基づいて決定されます。 バックアップには読み取り専用の権限が必要で、バックアップと復元には読み取りと書き込みの権限が必要です。
SQL Serverデータベース
機能 | 必要な権限 |
バックアップ | SELECTおよびVIEW DEFINITION |
復元 | SELECT、INSERT、ALTERデータベース、参照、およびビュー定義 |
PostgreSQLデータベース
機能 | 必要な権限 |
バックアップ | SELECTまたはSUPERロール |
復元 | 作成、挿入、使用、参照、およびトリガー |
Oracleデータベース
機能 | 必要な権限 |
バックアップ | データベース管理者 (DBA) の権限 |
復元 | DBAの権限 |
MongoDBデータベース
機能 | 必要な権限 |
バックアップ | 管理者データベース、ローカルデータベース、設定データベース、およびバックアップするデータベースの読み取り権限 |
復元 | 復元するデータベースの読み取りおよび書き込み権限 |