CloudShell は、Alibaba Cloud が提供する Web ベースの CLI ツールです。任意のブラウザーで CloudShell コマンドを実行することで、Alibaba Cloud リソースを管理できます。このトピックでは、Alibaba Cloud Container Service for Kubernetes (ACK) コンソールで CloudShell を使用して kubectl で Kubernetes クラスターを管理する方法について説明します。
前提条件
CloudShell は、クラスターへの接続にパブリックネットワークアクセスのみをサポートしています。ターゲットクラスターの API サーバーでパブリックネットワークアクセスが有効になっていることを確認してください。詳細な手順については、クラスターの API サーバーへのパブリックアクセスを制御する を参照してください。
背景情報
CloudShell は Web ベースの CLI ツールであり、起動時に Linux 仮想マシンをユーザーに無料で割り当てます。この仮想マシンには、さまざまなプリインストールツールと環境に加えて、CloudShell が提供する Web IDE が搭載されており、日々のクラウド リソース管理を容易にします。詳細については、Cloud Shell とは を参照してください。
ACK 経由で CloudShell を起動すると、CloudShell はクラスターの KubeConfig ファイルを自動的にロードします。 kubectl を使用してクラスターを直接管理できます。
手順
ACK コンソール にログインします。左側のナビゲーションペインで、クラスター をクリックします。
クラスター ページで、ターゲットクラスターの
アクション 列にある を選択します。(オプション): をクリックし、ファイルストレージのマウント をクリックします。
説明NAS ファイルシステムインスタンスを関連付けてマウントすると、よく使用するスクリプトやファイルを永続的に保存できます。これを行わないと、インスタンスが解放されたときにファイルが失われます。必要に応じて、作成してアタッチ または 今は作成しない をクリックして選択できます。
次のコマンドを実行して、現在のクラスター内の名前空間を表示します。
kubectl get namespace
予想される出力:
NAME STATUS AGE default Active 3h14m kube-node-lease Active 3h14m kube-public Active 3h14m kube-system Active 3h14m