Cloud Backupコンソールで、Elastic Compute Service (ECS) インスタンスにデプロイされているSAP HANAデータベースをバックアップできます。 このトピックでは、このシナリオに必要な手順について説明します。
次の手順は、Cloud BackupコンソールでECSインスタンスにデプロイされたSAP HANAデータベースをバックアップする方法を示しています。
ソースSAP HANAインスタンスのホストアドレス、インスタンス番号、ユーザー名、およびパスワードをSAP HANA管理者から取得する必要があります。 Cloud Backupは、上記の情報に基づいてSAP HANAインスタンスを登録します。
Cloud Backupの有効化には課金されません。 SAP HANAデータベースのバックアップに使用するCloud Backupクライアントに対して課金されます。 また、重複排除および圧縮されたデータが占有するストレージスペースに基づいて、バックアップボールトに対して課金されます。 詳細については、「課金方法と課金可能項目」をご参照ください。
Cloud BackupコンソールでSAP HANAインスタンスを登録します。 Cloud Backupは、SAP HANAインスタンスをホストするECSインスタンスにバックアップクライアントを自動的にインストールします。
SAP HANAデータベースを期待どおりにバックアップできるようにするために、Cloud Backupでは、Backint、カタログ、およびログバックアップに関連するパラメーターを設定できます。
SAP HANAデータベースのバックアップ
バックアップ計画を作成するときに、バックアップボールト、データソース、バックアップサイクル、保持期間、およびバックアップポリシー (完全バックアップや増分バックアップなど) を設定します。 Cloud Backupはバックアップ計画を開始し、指定されたSAP HANAデータベースからデータを継続的にバックアップします。
例外が発生した場合、バックアップされたデータに基づいてSAP HANAデータベースを復元できます。 次の復元方法がサポートされています。
ECSデータベースバックアップの手順、価格、および利点の詳細については、「概要 (ECSデータベースバックアップ) 」をご参照ください。
Cloud Backupは、さまざまなバックアップシナリオのリソースプランを提供しているため、より高い割引を受け、コストを最小限に抑えることができます。 詳細については、「リソースプランの購入」をご参照ください。