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ApsaraDB for ClickHouse:ApsaraDB for ClickHouse Enterprise Edition V24.2.16476のリリース詳細

最終更新日:Oct 17, 2024

このトピックでは、ApsaraDB for ClickHouse Enterprise Edition V24.2.16476でリリースされた機能について説明します。

  • 新機能

    • splitBlockIntoPartsのログが追加されます。

    • Keeperのプロファイリングヘルパーが追加されました。

    • 不足している設定がスキーマ推論キャッシュに追加されます。

  • パフォーマンス向上

    • サーバーレスクラスターのリソーススケーリングの応答間隔は、スケーリングの遅延によるクエリの中断を防ぐために短縮されます。

    • 次のパラメーターを追加して、一部のシナリオで垂直マージアルゴリズムを使用してマージパフォーマンスを向上させることができます。

    • vertical_merge_algorithm_min_rows_to_activate=0
      vertical_merge_algorithm_min_bytes_to_activate=134217728
      vertical_merge_algorithm_min_columns_to_activate=0 
    • Replicatedデータベースエンジンを使用する場合、ローカルディスクにデータを格納しないテーブルエンジンのみを作成できます。 これにより、誤った構成や操作によって引き起こされるさまざまな問題が回避されます。

    • Keeperのdigest_enabledパラメーターを1に設定すると、リアルタイムのデータ整合性チェックが有効になります。

    • Keeperのasync_replicationパラメーターは1に設定されており、読み取り /書き込みの一貫性が確保されている場合に、複数のノード間でのデータレプリケーションのパフォーマンスを向上させます。

    • Object Storage Service (OSS) へのアクセスに必要な1秒あたりのクエリ (QPS) と帯域幅は、同じビジネス負荷に対して削減されます。

  • 固定された問題

    • Keeperのcheck_not_existsおよびcreate_if_not_existsパラメーターは、ClickHouseサーバーが操作を実行するときに発生する予期しないエラーを回避するために1に設定されています。

    • メモリ統計が不正確であるため、SQLクエリが途中で終了するという問題が修正されました。

    • S3::ClientCacheのデータ競合の問題は修正されました。 詳細については、「S3::ClientCacheでのデータ競合の修正」をご参照ください。

    • まれに、ApsaraDB for ClickHouseは、ディスク上の予期しない予測が原因で部品が壊れていると見なします。

    • 欠落しているスパース除去がMergeJoinに追加され、Join操作で発生するバグが修正されます。 詳細については、「MergeJoinでの欠落スパース削除の追加」をご参照ください。

    • PostgreSQLテーブルのクエリをキャンセルできます。 詳細については、「PostgreSQL source support cancel query」をご参照ください。

    • unbin実装でのバッファオーバーフローの問題は修正されました。

    • SumIfToCountIfVisitorの符号付き整数の問題は修正されました。

    • 制約でINを持つサブクエリを使用すると、準備ができていないセットエラーが発生します。 詳細については、「制約内の準備ができていないセットの修正」をご参照ください。

    • IS NULL条件が存在するときに発生する誤った最適化の問題が修正されました。 詳細については、「IS NULLチェックを含む結合条件の処理の改善」をご参照ください。

    • DDLLoadingDependencyVisitorのINを持つサブクエリは無視されます。

    • 次の問題が修正されました。ZooKeeperからのハードウェアエラーが受信された後、セッションが閉じられます。 詳細については、「ZooKeeperからのハードウェアエラーのセッションの完了」をご参照ください。

    • Keeperの長い処理要求は適切に印刷されます。

    • 非単調なCLOCK_MONOTONIC_COARSEによって引き起こされるjemallocアサーションの問題は修正されました。 詳細については、「非単調なCLOCK_MONOTONIC_COARSEによるjemallocアサーションの修正」をご参照ください。

    • maxIntersectionsによるクラッシュの問題は修正されました。

    • 単射関数のチェーンは、UniqInjectiveFunctionsEliminationPassを使用して再帰的に削除されます。 詳細については、「UniqInjectiveFunctionsEliminationPass recursively removing chain of injective functions」をご参照ください。

    • クエリ実行用に選択されたレプリカのいずれかとの接続を確立できない場合、エラーが返されます。

    • プロファイラー付きのjemallocがビルドされます。

    • 次の問題が修正されました。セッションがKeeperによって閉じられると、後続の接続が失敗する可能性があります。

    • 十分なグローバルスレッドプールは、Keeperの起動時に使用できます。

    • ファイルシステムキャッシュによって引き起こされたメモリ統計エラーが修正されました。