Kubernetes 1.22以降のバージョンを実行するContainer Service for Kubernetes (ACK) クラスターで使用されるサービスアカウントトークンは、期限切れになる場合があります。 詳細については、「 [製品の変更] ソリューションFor service account token expiration in Kubernetes 1.22以降」をご参照ください。 使用するcluster-autoscalerコンポーネントのバージョンが1.3.9より前の場合、システムはサービスアカウントトークンを自動的にリロードまたは更新することはできません。 その結果、既存のトークンは期限切れになる可能性があります。 サービスアカウントのトークンの有効期限が切れると、cluster-autoscalerは通常どおり機能しません。 この問題を回避するには、cluster-autoscalerを更新します。
影響を受けるバージョン
cluster-autoscalerのバージョンが1.3.9より前のクラスターが影響を受けます。 この問題はcluster-autoscaler 1.3.9以降のバージョンで修正されています。
cluster-autoscalerのバージョンを表示する方法の詳細については、「cluster-autoscalerのバージョンを表示する」をご参照ください。
解決策
自動スケーリングが有効で、cluster-autoscalerのバージョンが1.3.9より前のクラスターの場合、次の方法を使用してcluster-autoscalerを更新します。
ACKコンソールにログインします。 左側のナビゲーションウィンドウで、[クラスター] をクリックします。
[クラスター] ページで、管理するクラスターの名前をクリックします。 左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
ノードスケーリングの右側にある [編集] をクリックします。
[Node Scaling Configuration] パネルで、[OK] をクリックしてcluster-autoscalerを最新バージョンに更新します。
cluster-autoscalerのバージョンの表示
ACKコンソールにログインします。 左側のナビゲーションウィンドウで、[クラスター] をクリックします。
[クラスター] ページで、管理するクラスターの名前をクリックします。 左側のウィンドウで、 を選択します。
[デプロイメント] ページで、[名前空間] をkube-systemに設定し、cluster-autoscalerを検索します。 cluster-autoscalerイメージのバージョンを確認します。 イメージのバージョンが1.3.9より前の場合は、cluster-autoscalerを更新します。