一部のApsaraDBサービスは、クラシックネットワークおよび仮想プライベートクラウド (VPC) のElastic Compute Service (ECS) インスタンスからのアクセスを許可するハイブリッドアクセスをサポートしています。 ハイブリッドアクセスソリューションを使用してサービスをクラシックネットワークからVPCに移行する場合、ApsaraDBサービスをハイブリッドアクセスモードに切り替える必要があります。 このモードでは、クラシックネットワークとVPCのエンドポイントが保持されるため、移行中のサービスの中断が防止されます。
ネットワークタイプを切り替えるときに、クラシックネットワークのエンドポイントが保持される期間を指定できます。 クラシックネットワークのエンドポイントは、有効期限が切れると自動的に削除されます。
ハイブリッドアクセス機能を使用する場合は、次の情報に注意してください。
次のApsaraDBサービスはハイブリッドアクセスをサポートしています。
拡張ホワイトリストモードのApsaraDB RDS for MySQL、SQL Server、およびPostgreSQL。
ApsaraDB for RedisおよびApsaraDB for Redis (クラスターアーキテクチャ) 。
ApsaraDB for Memcache (2017年5月12日以降に購入) 。
ApsaraDB for MongoDB (レプリカセットアーキテクチャ) 。
コンソールを使用するか、API操作を呼び出して、ApsaraDB for MongoDB、ApsaraDB RDS、およびApsaraDB for Redisのネットワークタイプを切り替えることができます。 クラシックネットワークのドメイン名は、切り替え中は変更されません。 切り替え後にVPCドメイン名が追加されます。 コンソールでクラシックネットワークとVPCのエンドポイントを表示できます。
ApsaraDB for Memcache (2017年5月12日以降に購入) のネットワークタイプを切り替えるには、API操作を呼び出します。 コンソールでネットワークタイプを切り替えると、クラシックネットワークのエンドポイントを保持できません。 クラシックネットワークのドメイン名は、切り替え中は変更されません。 切り替え後にVPCドメイン名が追加されます。 コンソールでは、VPCのエンドポイントのみを表示できます。 クラシックネットワークのエンドポイントを表示するには、API操作を呼び出します。
次のApsaraDBサービスはハイブリッドアクセスをサポートしていません。
標準ネットワークモードのApsaraDB RDS。 ネットワークタイプを切り替える前に、まず拡張ホワイトリストモードに切り替えます。
ApsaraDB for MongoDB (クラスターアーキテクチャ) 。
ApsaraDB for Memcache (2017年5月12日より前に購入) 。 ネットワークタイプを切り替えるには、2017年5月12日以降に購入したApsaraDB for Memcacheを使用します。