Log Serviceには、ログデータを読み取るために必要な2つの機能があります。LogHubとLogSearchです。 違いは、LogHubがログの収集と配布チャネルを提供するのに対し、LogSearchではログを照会できることにあります。
Log ServiceのLogHubとLogSearchの両方でログデータを読み取る必要があります。
LogHub: ログの収集と配布のためのパブリックチャネルを提供します。 Kafkaと同様に、FIFO (first-in、first-out) の順序で完全なデータを読み書きします。
- 各Logstoreには1つ以上のシャードがあります。 データはランダムシャードに書き込まれます。
- ログがシャードに書き込まれた順序に基づいて、指定されたシャードから一度に複数のログを読み取ることができます。
- サーバーがログを受信した時刻に応じて、シャード内のログを取得するための開始位置 (カーソル) を設定できます。
LogSearch: LogHubに基づいて多数のログをクエリおよび分析し、ログの統計をクエリおよび収集するための条件を設定できます。
- LogSearchでは、クエリ条件に基づいて必要なデータを検索できます。
- LogSearchは、AND、NOT、およびORキーワードのブール値の組み合わせをサポートし、SQLクエリ統計もサポートします。
- LogSearchはシャードから独立しています。
LogSearchとLogHubの違い
機能 | LogSearch | LogHub |
キーワードで検索 | サポートされています。 | サポートされていません。 |
データ読み取り (少量のデータ) | 早くね | 早くね |
データ読み取り (フルデータ) | 遅い LogSearchは100ミリ秒で100のログを読み取るため、この方法は推奨されません。 | 早くね LogHubは10ミリ秒で1 MBのログを読み取るため、この方法をお勧めします。 |
トピックごとに読み取られたデータ | はい。 | いいえ。 データはシャードによってのみ識別されます。 |
シャードによって読み取られたデータ | いいえ。 すべてのシャードのデータが照会されます。 | はい。 データを読み取るには、毎回シャードを指定する必要があります。 |
料金 | 比較的高い。 | 低い。 |
シナリオ | モニタリング、問題調査、および分析。 | ストリームコンピューティングやバッチ処理などの完全なデータ処理シナリオ。 |