トレースデータをトレースインスタンスにインポートした後、インスタンスの詳細ページで関連データを表示し、サポートされている操作を実行できます。 データには、トレースの詳細、トレーストポロジ、エントリトランザクションメトリック、およびスロートレースが含まれます。 操作には、ログデータをクエリおよび分析する操作と、LogstoreおよびMetricstoreを管理する操作が含まれます。
前提条件
トレースデータがインポートされます。 詳細については、「トレースデータのインポート」をご参照ください。
トレースページに移動します
Simple Log Serviceコンソールにログインします。
[ログアプリケーション] セクションで、[フルスタックの観察可能性] をクリックします。
表示されるページで、管理するインスタンスをクリックします。
表示されるページの左側のナビゲーションウィンドウで、[トレース] をクリックします。 次に、表示されるナビゲーションツリーで [概要]> [サービス] を選択します。
表示されるサービスリストで、サービスをクリックして、平均レイテンシ、エラー率、1秒あたりのクエリ数 (QPS) などの詳細を表示します。 デフォルトでは、アプリケーションのすべてのサービスが表示されます。
オプションのステップ:
ページの右側で、[サービスアラート] をクリックして、リクエスト数、エラー率、平均レイテンシなどのサービス関連のメトリックのアラートを設定します。
ページの右側にある [コールアラート] をクリックして、リクエスト数、エラー率、平均待ち時間などの操作関連のメトリックのアラートを設定します。 操作は、選択したサービスに固有のものです。
概要
インポート概要
このページには、トレース、スパン、サービス、メソッド、平均レイテンシなど、インポートされたトレースデータの詳細が表示されます。
分析
トレース分析
特定のトレースの詳細を照会および分析できます。 詳細については、「トレースデータの照会と分析」をご参照ください。 クエリ結果で、[トレースの詳細] 列の [クイック表示] または [詳細] をクリックして、トレースの視覚化とスパンの詳細を表示できます。 詳細については、「トレースの詳細の表示」をご参照ください。
トポロジクエリ
このページには、異なるサービス間の依存関係を示すサービストポロジが表示されます。 サービストポロジは、
タブまたは [トポロジクエリ] ページで表示できます。サービスをクリックします。 平均待ち時間、エラー率、スパンなど、サービスの詳細が表示されます。
カスタムクエリ
生のトレースデータはLogstoreに収集されます。 Logstore内のデータを照会および分析できます。 トレースデータの形式の詳細については、「トレースデータ形式」および「使用方法の注意事項」をご参照ください。 データのクエリと分析方法の詳細については、「ログのクエリと分析」をご参照ください。
メトリッククエリ
メトリックデータを照会および分析できます。 詳細については、「メトリックデータの照会と分析」をご参照ください。
インデックス検索
トレースデータのインポート時に生成されたログデータを照会および分析できます。 詳細については、「ログの照会と分析」をご参照ください。
分析ダッシュボード
サービス概要
サービスとホストでデータをフィルタリングし、リクエスト時間、エラー率 (エントリトランザクション) 、レイテンシ分布 (エントリトランザクション) 、平均応答時間 (エントリトランザクション) などのデータをグラフで表示できます。
エントリトランザクションメトリック
このページには、各エントリトランザクションのサービスと操作のメトリックが表示されます。 メトリックには、リクエスト数、エラー率、平均レイテンシ、P95レイテンシ、およびP99レイテンシが含まれます。
スロートレース分析
このページには、外部呼び出しやSQL実行など、呼び出しが長時間続くトレースの分析結果が表示されます。
データベース分析
このページには、[リクエスト時間] 、[平均実行時間] 、[サービス] など、トレース関連のデータベースに関する情報が表示されます。
管理
統計
[スパン数] 、[平均レイテンシ] 、[RequestCount] 、[TOPサービス /メソッド] 、および [TOP親 /子サービス /メソッド] などのトレースデータの分析結果を表示できます。
ストレージ設定
トレースインスタンスを作成し、トレースデータをインスタンスにインポートすると、Simple Log Serviceは、関連データを保存するLogstoreとMetricstoreを自動的に生成します。 Logstoreの名前は {instance}-traces形式で、Metricstoreの名前は {instance}-metrics形式です。 詳細については、「アセット」をご参照ください。 Logstoreを管理する方法の詳細については、「Logstoreの管理」をご参照ください。
関連ドキュメント
ログのクエリと分析に関するFAQの詳細については、「FAQ」をご参照ください。