オンラインO&Mシナリオでは、リアルタイムでログを監視し、トラブルシューティングのために最新のログから重要な情報を抽出する必要があります。 LiveTail機能を使用すると、対応するサーバーを管理する必要なく、リアルタイムでログを監視およびフィルタリングできます。
前提条件
ログはLogtailを使用して収集されます。 詳細については、「Logtailを使用したログの収集」をご参照ください。
Logtailプラグインを使用してテキストログを処理したり、コンテナのstdoutとstderrを収集したりする場合は、Logtailプラグイン構成にアグリゲーター構成を追加する必要があります。 詳細については、「概要」をご参照ください。
背景情報
オンラインO&Mシナリオでは、キュー内のログをリアルタイムで監視し、トラブルシューティングのために最新のログから重要な情報を抽出する必要があります。 従来のO&M方式を使用する場合は、サーバーでtail -fコマンドを実行して、ログファイル内のログを照会する必要があります。 コマンド出力の範囲を絞り込みたい場合は、grepまたはgrep -vコマンドを実行して、キーワードでログをフィルタリングする必要があります。 O&Mワークロードを減らすために、Simple Log ServiceはSimple Log ServiceコンソールでLiveTail機能を提供しています。 この機能を使用して、ログをリアルタイムで監視および分析できます。
メリット
リアルタイムでログを監視し、キーワードでログをフィルタリングできます。
収集設定に基づいて、収集ログのインデックスを設定できます。
区切り文字を使用して、ログフィールドを単語に分割できます。 これにより、単語を含むコンテキストログをクエリできます。
サーバーにログオンしなくても、ログファイルをログで検索し、ログをリアルタイムで監視できます。
手順
LiveTail機能は、Logtailによって収集されたログデータに対してのみサポートされます。
にログインします。Simple Log Serviceコンソール.
[プロジェクト] セクションで、管理するプロジェクトをクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、[ログストレージ] をクリックします。 Logstoreリストで、管理するLogstoreをクリックします。
[生データ] タブで、管理するログを見つけ、アイコンをクリックします。
LiveTailセクションで、結果を表示します。
LiveTailを有効にすると、Logtailによって収集されたログがLiveTailセクションにリアルタイムで表示されます。 デフォルトでは、最新のログはLiveTailセクションの下部に表示されます。 下部にもスクロールバーが表示されます。 LiveTailセクションには、最大1,000のログを表示できます。 1,000を超えるログが収集された場合、LiveTailセクションは自動的に更新され、最新の1,000ログが表示されます。
その他操作
API 操作 | 説明 |
文字列を強調表示 | [ハイライト] フィールドに1つ以上の文字列を入力できます。 設定が完了すると、指定された文字列がLiveTailセクションでハイライトされます。 |
文字列によるログのフィルタリング | [フィルター] フィールドに1つ以上の文字列を入力できます。 設定が完了すると、指定された文字列を含むログのみがLiveTailセクションに表示されます。 |
フィールドによるログのフィルタリング | [フィールドでフィルタリング] ドロップダウンリストから1つ以上のフィールドを選択できます。 設定が完了すると、指定されたフィールドを含むログはLiveTailセクションに表示されません。 |
LiveTailを無効にする | [停止] をクリックしてLiveTailを無効にします。 LiveTailを無効にすると、LiveTailセクションのログは更新されなくなります。 ログの監視時に特定されたエラーを分析およびトラブルシューティングできます。 |