このトピックでは、インデックスの設定を最適化してインデックストラフィックの料金を削減する方法を説明します。
Simple Log Serviceを使用する場合、次の最適化方法を使用してインデックストラフィック料金を削減できます。 詳細については、「インデックスの作成」をご参照ください。
フルテキストインデックス機能を無効にし、フィールドインデックスを設定します。
Simple Log Serviceは、フルテキストインデックスとフィールドインデックスをサポートしています。
フルテキストインデックスを設定すると、ログのすべてのフィールド名とフィールド値がテキストとして保存されます。 そこではフィールド名とフィールド値の両方が、インデックストラフィックに含まれます。 フィールド名とフィールド値が、キーと値のペアを形成します。
フィールドインデックスを設定すると、long型とdouble型のフィールド名はインデックストラフィックに含まれません。 フィールドインデックスを使用することで、インデックストラフィックの料金を削減できます。 例:
request_uri フィールドに対して text 型のインデックスを設定し、そのフィールド値が /request/path-2/file-7 の場合、文字列 request_uri と値 /request/path-2/file-7 の両方がインデックストラフィックに含まれます。
インデックスは、重要なフィールドにのみ設定してください。
生ログに多数のフィールドが含まれており、その一部のフィールドのみをクエリや分析に使用する場合には、それらのフィールドにのみインデックスを設定できます。
LogReduce を無効にします。
LogReduce 機能を有効にすると、インデックストラフィックの合計サイズが 10% 増加します。 次の表に、いくつかの例を示します。
サイズの生ログ
インデックスの割合
LogReduceによって生成されるインデックストラフィックのサイズ
総インデックストラフィック
100 GB
20% (20 GB)
100 GB × 10%
30 GB
100 GB
40% (40 GB)
100 GB × 10%
50 GB
100 GB
100% (100 GB)
100 GB × 10%
110 GB
LogReduce 機能が不要になった場合は、できるだけ早く機能を無効にしてください。 詳細は、「LogReduce」をご参照ください。