このトピックでは、インデックスの設定を最適化してインデックストラフィックの料金を削減する方法を説明します。
Log Service を使用する際には、以下の最適化方法を使用して、インデックストラフィックの料金を削減できます。 詳細については、「インデックスの作成」をご覧ください。
- フルテキストインデックス機能を無効にし、フィールドインデックスを設定します。Log Service では、フルテキストインデックスとフィールドインデックスの両方をサポートしています。
- フルテキストインデックスを設定すると、ログのすべてのフィールド名とフィールド値がテキストとして保存されます。 そこではフィールド名とフィールド値の両方が、インデックストラフィックに含まれます。 フィールド名とフィールド値が、キーと値のペアを形成します。
- long 型または double 型のフィールドインデックスを設定すると、フィールド名はインデックストラフィックに含まれません。 そこでは各フィールド値は、インデックストラフィックで 8 バイトとしてカウントされます。 フィールドインデックスを使用することで、インデックストラフィックの料金を削減できます。 例:
- request_uri フィールドに対して text 型のインデックスを設定し、そのフィールド値が /request/path-2/file-7 の場合、文字列 request_uri と値 /request/path-2/file-7 の両方がインデックストラフィックに含まれます。
- status フィールドに対して long 型のインデックスを設定し、そのフィールド値が 400 の場合、文字列 status はインデックストラフィックに含まれず、値400 はインデックストラフィックで 8 バイトとしてカウントされます。
- インデックスは、重要なフィールドにのみ設定してください。
生ログに多数のフィールドが含まれており、その一部のフィールドのみをクエリや分析に使用する場合には、それらのフィールドにのみインデックスを設定できます。
- LogReduce を無効にします。LogReduce 機能を有効にすると、インデックストラフィックの合計サイズが 10% 増加します。 次の表に、いくつかの例を示します。
生ログのサイズ インデックスの割合 LogReduce によって生成されるインデックストラフィックのサイズ インデックストラフィックの合計 100 GB 20% (20 GB) 100 GB × 10% 30 GB 100 GB 40% (40 GB) 100 GB × 10% 50 GB 100 GB 100% (100 GB) 100 GB × 10% 110 GB LogReduce 機能が不要になった場合は、できるだけ早く機能を無効にしてください。 詳細については、「LogReduce」をご覧ください。