ALIYUN::RDS::DBInstance 型は、データベースインスタンスを作成する場合に使用します。

構文

  1. { Type : ALIYUN::RDS::DBInstance”, Properties : { Engine : String, MultiAZ : Boolean, VpcId : String, DBMappings : List, DBInstanceDescription : String, ConnectionMode : String, MasterUsername : String, MasterUserPassword : String, ZoneId : String, DBInstanceNetType : String, DBInstanceStorage : Integer, VSwitchId : String, AllocatePublicConnection : Boolean, EngineVersion : String, PreferredBackupTime : String, DBInstanceClass : String, SecurityIPList : String, BackupRetentionPeriod : Integer, PrivateIpAddress : String, PreferredBackupPeriod : List }}

プロパティ

名前 データ型 必須/省略可能 更新可/不可 説明 制約
Engine String 必須 不可 データのタイプ 値のオプション : MySQL、SQLServer、PostgreSQL、および PPAS
DBInstanceStorage integer 必須 データベースストレージ 値の範囲 : MySQL の場合は [5, 1000]。 SQL Server の場合は [10, 1000]。PostgreSQL および PPAS の場合は [5, 2000]。 単位 : GB 増分は 5 GB です。
EngineVersion String 必須 不可 データベースのバージョン 値のオプション : 5.5、5.6、2008r2、9.4、および 9.3。

MySQL : 5.5/5.6。

SQLServer : 2008r2。

PostgreSQL : 9.4。

PPAS : 9.3。

DBInstanceClass String 必須 インスタンスタイプ 例 : rds.mys2.large、rds.mss1.large、および rds.pg.s1.small。
SecurityIPList String 必須 インスタンスのすべてのデータベースへのアクセスを許可されている IP アドレスの一覧 IP アドレスはコンマ (,) で区切られており、重複できません。 一覧には最大 1,000 個の IP アドレスが含まれています。 サポートされている形式 : 0.0.0.0/0。10.23.12.24 (IP) および 10.23.12.24/24 (CIDR モード、クラスレスドメイン間ルーティング。/24 は IP アドレスのプレフィックスの長さを表します。 プレフィックス長の範囲は [1, 32] です)。 0.0.0.0/0 は、アクセス制限が適用されていないことを示します。
MultiAZ ブール値 省略可能 不可 データベースインスタンスが複数のゾーンをサポートするかどうか なし
VpcId String 省略可能 不可 VPC ID なし
DBMappings List 省略可能 不可 インスタンス内に作成されたデータベース なし
DBInstanceDescription String 省略可能 不可 インスタンスの説明または備考 このパラメーター値は 2 - 256 文字の文字列です。 先頭文字は漢字または英字で、http:// または https:// にすることはできません。 英字、数字、アンダースコア ()、およびハイフン (-) を含めることができます。
ConnectionMode String 省略可能 不可 データベース接続モード 値のオプション : [Performance] および [Safety]。 [Performance] は標準のアクセスモードですが、[Safety] は高度なセキュリティアクセスモードです。 このパラメーターが指定されていない場合、データベース接続モードは ApsaraDB for RDS インスタンスによって自動的に指定されます。
MasterUsername String 省略可能 不可 データベースインスタンスのプライマリアカウントの名前 プライマリアカウント名は一意性を確認をする必要があります。 先頭文字は英字にし、小文字、数字、およびアンダースコア () を含む最大 16 文字を含む必要があります。
MasterUserPassword String 省略可能 不可 データベースインスタンスのプライマリアカウントのパスワード このパスワードは 6 - 32 文字の文字列で、英字、数字、およびアンダースコア () を含める必要があります。
ZoneId String 省略可能 不可 ゾーン ID なし
DBInstanceNetType String 省略可能 不可 データベースインスタンスのネットワークタイプ 値のオプション : [Internet] および [Intranet]。 インターネットタイプはパブリックネットワークからのアクセスで使用され、イントラネットタイプはプライベートネットワークからのアクセスで使用されます。 デフォルト値は [Intranet] です。
VSwitchId String 省略可能 不可 VPC 内の VSwitch の ID なし
AllocatePublicConnection ブール値 省略可能 不可 インスタンスのインターネット接続文字列を適用するかどうか なし
PreferredBackupTime String 省略可能 不可 バックアップ時間 形式 : HH:mmZ- HH:mm Z。値のオプション : 00:00Z-01:00Z、01:00Z-02:00Z、02:00Z-03:00Z、03:00Z-04:00Z、04:00Z-05:00Z、05:00Z-06:00Z、06:00Z-07:00Z、07:00Z-08:00Z、08:00Z-09:00Z、09:00Z-10:00Z、10:00Z-11:00Z、11:00Z-12:00Z、12:00Z-13:00Z、13:00Z-14:00Z、14:00Z-15:00Z、15:00Z-16:00Z、16:00Z-17:00Z、17:00Z-18:00Z、18:00Z-19:00Z、19:00Z-20:00Z、20:00Z-21:00Z、21:00Z-22:00Z、22:00Z-23:00Z、および 23:00Z-24:00Z。
BackupRetentionPeriod number 省略可能 不可 バックアップ保存期間。日数で測定されます。 値の範囲 : [7, 730] デフォルト値 : 7
PrivateIpAddress String 省略可能 不可 VSwitch ID に関連付けられているプライベート IP アドレス 指定されていない場合、プライベート IP アドレスはシステムによって自動的に割り当てられます。
PreferredBackupPeriod List 省略可能 不可 バックアップサイクル 値のオプション : Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sunday。

DBMappings の構文

  1. DBMappings : [ { DBDescription : String, CharacterSetName : String, DBName : String }]

DBMappings のプロパティ

名前 データ型 必須/省略可能 更新可/不可 説明 制約
CharacterSetName String 必須 不可 文字セット 値のオプション : utf8、gbk、latin1、utf8mb4、_Chinese_PRC_CI_AS、Chinese_PRC_CS_AS、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS、SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS、および Chinese_PRC_BIN。

MySQL: utf8、gbk、latin1、および utf8mb4 (5.5 および 5.6 に適用可能)。

SQL Server: Chinese_PRC_CI_AS、Chinese_PRC_CS_AS、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS、SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS、および Chinese_PRC_BIN。

DBName String 必須 不可 データベース名 データベース名は一意性を確認する必要があります。 先頭文字は英字にし、小文字、数時、およびアンダースコアを含めることができます。 最大長は 64 文字です。
DBDescription String 省略可能 不可 データベースの説明 このパラメーターは英字、数時、アンダースコア ()、およびハイフン (-) を含む 2 - 256 文字の文字列で、先頭文字は http:// または https:// にすることはできません。

レスポンス値

Fn::GetAtt

  • DBInstanceId: データベースインスタンスの ID
  • InnerPort: データベースインスタンスの内部ポート
  • InnerIPAddress: 内部 IP アドレス
  • InnerConnectionString: イントラネット接続文字列
  • PublicPort: データベースインスタンスのパブリックポート
  • PublicConnectionString: インターネット接続文字列
  • PublicIPAddress: パブリック IP アドレス

コーディング例

ApsaraDB for RDS インスタンスを作成します。

  1. { ROSTemplateFormatVersion : 2015-09-01”, Resources : { Database”: { Type”: ALIYUN::RDS::DBInstance”, Properties”: { Engine”:”MySQL”, EngineVersion”:”5.6”, DBInstanceClass”:”rds.mysql.t1.small”, DBInstanceStorage”:”10”, DBInstanceNetType”:”Intranet”, SecurityIPList”: 0.0.0.0/0”, MasterUsername”: hope”, DBMappings”:[{ DBName”: hope”, CharacterSetName”: utf8 }] } } }, Outputs”: { DBInstanceId”: { Value : {“get_attr”: [“DBInstanceId”]} }, PublicConnectionString”: { Value : {“get_attr”: [“ConnectionString”]} }, PublicPort”: { Value : {“get_attr”: [“Port”]} } }}

VPC 内に ApsaraDB for RDS インスタンスを作成します。

  1. { ROSTemplateFormatVersion : 2015-09-01”, Resources : { Database”: { Type”: ALIYUN::RDS::DBInstance”, Properties”: { Engine”:”MySQL”, EngineVersion”:”5.6”, DBInstanceClass”:”rds.mys2.small”, DBInstanceStorage”:”10”, DBInstanceNetType”:”Intranet”, SecurityIPList”: 0.0.0.0/0”, VSwitchId”: ttt”, VpcId”: myvpc_id } } }, Outputs”: { DBInstanceId”: { Value : {“get_attr”: [“DBInstanceId”]} }, InnerConnectionString”: { Value : {“get_attr”: [“ConnectionString”]} }, InnerPort”: { Value : {“get_attr”: [“Port”]} } }}
  1. </article>
  2. </main>