このトピックでは、ST_SetCost関数について説明します。 この関数は、障壁を持つ指定されたグリッドの配列に横断コスト値を割り当てます。
構文
gridcost ST_SetCost(geomgrid[] barriers, smallint cost);
パラメーター
パラメーター | 説明 |
障壁 | 地理的グリッドの配列。 |
コスト | グリッドの配列に割り当てられるトラバースコスト値。 このパラメーターを-1に設定すると、指定されたグリッドの配列をトラバースできません。 |
説明
この関数は、障壁を持つ指定されたグリッドの配列に横断コスト値を割り当てます。 costパラメーターを-1に設定すると、指定されたグリッドの配列をトラバースできません。 残りのグリッドのコストパラメータの値は、等価距離に基づいて計算されます。 等価距離とは、障壁を有するグリッドを横断するコストを、障壁を有さない多数のグリッドを横断するコストと等しくするという概念を指す。
例
select st_setcost(array[st_gridfromtext('GZ01), st_gridfromtext('GZ01)],1);
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("{01024002000001000000,0102410100000000}",1)