このトピックでは、ST_Contour関数について説明します。 この関数は、エリア内のデジタル標高モデル (DEM) データに基づいて輪郭を生成します。
構文
レコードのセットST_Contour (
ラスターrast,
整数バンド、
cstring contourOptions);
パラメーター
パラメーター | 説明 |
ラスト | ラスタオブジェクト。バンドが1つしかないデジタル標高モデル (DEM) である必要があります。 |
バンド | 0から始まるバンド番号。 |
contourOptions | 輪郭の生成に使用されるフィールド。 |
次の表に、contourOptionsパラメーターのフィールドを示します。
フィールド | 説明 | データ型 | デフォルト | 補足 |
レベル_ベース | 輪郭値の開始。 | float | 0.0 | なし |
固定_レベル | 輪郭間の間隔を指定します。 値は浮動小数点数の配列です。 | フロート配列 | なし | fixed_levelフィールドを指定した場合、intervalフィールドは無視できます。 |
interval | 輪郭の間隔。 | float | なし | なし |
polygonize | 出力コンターのタイプ。 | bool | false | 作成する輪郭のタイプ。
|
ノデータ | nodata値。 | float | -1.0 | なし |
説明
この関数は、指定されたラスターオブジェクトとバンド番号に基づいて輪郭を生成します。
戻り値には、次のフィールドが含まれます。
id: 輪郭線または平面のシーケンス番号。
max_value: 輪郭線または平面の最大値。
min_value: 輪郭線または平面の最小値。
geom: 等高線または平面のジオメトリオブジェクト。
例
− 間隔フィールドが指定された場合、輪郭線が返される。
select (ST_Contour(rast,0,'{"interval":"2.0"}')).* from raster_table where id =1;
-- intervalフィールドが配列に設定されている場合、ポリゴンが返されます。
select (ST_Contour(rast,0,'{"fixed_level":[1,5,10,15,20,30],"polygonize":"true"}')).* from raster_table where id =1;
-- nodataフィールドが指定されている場合、ポリゴンが返されます。
select (ST_Contour(rast,0,'{"interval":"5","nodata":"0.0","level_base":"1.0","polygonize":"true"}')).* from raster_table where id =1;