このトピックでは、読み書き分離が有効になっている場合に割り当てられた読み取り重みを確認する方法について説明します。
各読み取り重みの負荷率を検証するには、永久接続を使ってコマンド select @@server_id;
を 1 万回実行し、出力されたserver_id
ごとの回を収集します。
または、次のいずれかの方法で、読み取り重みの負荷率と分配比率が一致しているかどうかを確認します。
コンソール上のモニタリングデータに基づいた負荷率の確認
- RDS コンソール へログインします。
- 画面左上で、負荷率を確認する RDS インスタンスが表示されているリージョンを選択します。
- 負荷率を確認する RDS インスタンスの ID をクリックします。
- 左側のナビゲーションペインで [モニターとアラーム] をクリックします。
- [モニタリング] タブで、監視タイプ [エンジンモニター] を選択します。
- 1 秒あたりのトランザクション数 (TPS) / 1 秒あたりのクエリ数 (QPS) チャートを表示して、マスターおよび読み取り専用インスタンスのそれぞれに対する読み取りおよび書き込み操作数を取得します。
説明 TPS / QPS チャートの更新には約 5 分かかります。
- 各データベースの TPS / QPS を比較し、負荷率が正しいかどうかを確認します。
各データベースへ直接接続して、SQL の負荷を確認します。
マスターデータベースと読み書き分割機能に関与している読み取り専用データベースへ接続して、各インスタンスで実行された SQL ステートメントの数を確認します。
説明 これを確認するには、マスターデータベースと読み書き分割機能に関与している読み取り専用データベースの接続アドレスではなく、読み書き分割機能アドレスが必要となります。
次のコマンドのいずれかを実行して SQL 負荷を確認します。
select * from information_schema.global_status where VARIABLE_NAME = 'COM_SELECT';
select * from information_schema.global_status where VARIABLE_NAME = 'COM_INSERT;