PolarProxyは、PolarDB for PostgreSQL 用に開発されたプロキシです。 このトピックでは、PolarProxyの機能について説明します。
PolarDBアーキテクチャとPolarProxy
PolarDB Cluster Editionには次の特徴があります。
PolarDBクラスターは、1つのプライマリノードと1つ以上の読み取り専用ノードで構成されます。
デフォルトでは、PolarDBには、プライマリエンドポイントとクラスターエンドポイントの2種類のエンドポイントがあります。
クラスターエンドポイントに接続されているアプリケーションからのリクエストは、PolarProxyを通過する必要があります。 クラスターエンドポイントは、読み取り専用クラスターエンドポイントと読み取り /書き込みクラスターエンドポイントに分類されます。 読み取り専用クラスターエンドポイントでは、PolarDBクラスターが接続数に基づいて読み取りリクエストを読み取り専用ノードに配信できます。 読み書きクラスターエンドポイントの詳細については、「」「読み書き分離」をご参照ください。
読み書き分離
読み書き分離は、Cluster EditionのPolarDBクラスターで自動的に実行されます。 アプリケーションがPolarDBクラスターのクラスターエンドポイントに接続されると、アプリケーションからの書き込み要求はクラスターのプライマリノードに転送され、読み取り要求は各ノードの負荷に基づいてプライマリノードと読み取り専用ノードに転送されます。 ノード上の保留中の要求の数は、ノードの負荷を示す。 詳細については、「読み書き分離」「」をご参照ください。
トランザクション分離
PolarDBはトランザクション分割をサポートしています。 トランザクション分割により、セッション内でデータの一貫性が確保され、PolarDBが読み取り専用ノードに読み取り要求を送信できるようになり、プライマリノードの負荷が軽減されます。 詳細については、「トランザクション分割」「」をご参照ください。
関連する API 操作
操作 | 説明 |
操作 | 説明 |
指定されたPolarDBクラスターのパブリックエンドポイントを作成します。 | |
指定されたPolarDBクラスターのカスタムクラスターエンドポイントを作成します。 | |
指定されたPolarDBクラスターのエンドポイントに関する情報を照会します。 | |
指定されたPolarDBクラスターのクラスターエンドポイントの構成を変更します。 | |
指定されたPolarDBクラスターのカスタムクラスターエンドポイントなどのエンドポイントを変更します。 | |
指定されたPolarDBクラスターのクラスターエンドポイントを削除します。 この操作は、プライベートカスタムクラスターエンドポイントの削除には使用できません。 | |
指定されたPolarDBクラスターのカスタムクラスターエンドポイントを削除します。 |