問題の説明
Object Storage Service (OSS) の標準ドメイン名を使用してブラウザからオブジェクトにアクセスすると、ブラウザはオブジェクトのプレビューを提供する代わりにオブジェクトをダウンロードします。
発生原因
2017年10月1日の00:00:00以降に作成されたバケットにアクセスするために標準ドメイン名を使用し、名前がhtmまたはhtmlで終わるオブジェクト、またはコンテンツタイプがtext/html
であるオブジェクトを要求する場合、x-oss-force-downloadおよびcontent-Dispositionヘッダーがレスポンスに含まれます。
x-oss-force-download: true
コンテンツ-処分: 添付ファイル
Content-Disposition: attachment
は、標準ブラウザでプレビューではなくダウンロード操作をトリガーします。
例
たとえば、ブラウザーの標準ドメイン名を使用して、2017年10月1日の00:00:00以降に作成されたバケット内のindex.htmlという名前のオブジェクトにアクセスする場合、前の2つのヘッダーがレスポンスに含まれます。 Content-Disposition: attachment
は、プレビューを提供する代わりに、標準ブラウザをトリガーしてオブジェクトをダウンロードします。
GET /index.html HTTP/1.1
HTTP/1.1 200 OK
コンテンツ-処分: 添付ファイル
x-oss-force-download: true
ソリューション
OSSがダウンロード操作をトリガーするヘッダーを返さない場合は、カスタムドメイン名を使用してオブジェクトにアクセスします。 詳細については、「カスタムドメイン名のマップ」をご参照ください。