アプリケーションのデータをManaged Service for OpenTelemetryに報告した後、Managed Service for OpenTelemetryはアプリケーションを監視できます。例外タブで、例外名、操作、およびホスト別に例外の数と例外リストをフィルタリングおよび分析して、例外を生成するコードを最適化できます。
例外分析機能は、Java例外を検出して分析します。try-catch文のため、操作呼び出しで発生する例外が検出されない場合があります。ステートメントが複数回実行されると、操作を呼び出すときにさまざまな例外が発生する可能性があります。例外がtry-catch文によって検出されずにリクエストの応答に影響を与える場合、エラーが返されます。
前提条件
監視するアプリケーションのデータがManaged Service for OpenTelemetryに報告されます。詳細については、統合ガイドを参照してください。
例外分析データの表示
Managed Service for OpenTelemetry consoleにログインします。左側のナビゲーションペインで、アプリケーションをクリックします。
アプリケーションページで、上部のナビゲーションバーでリージョンを選択し、アプリケーションの名前をクリックします。
上部のナビゲーションバーで、例外をクリックします。
前の図で、①はクイックフィルターセクションを示しています。このセクションでは、例外名、操作、およびホスト別に、例外が報告された回数と例外リストをフィルタリングできます。
②はトレンドチャートセクションを示しています。このセクションでは、一定期間中に例外が報告された回数を表示し、データを積み上げグラフで表示できます。
アイコンをクリックします。表示されるダイアログボックスで、特定の期間のメトリックデータを表示したり、異なる日付の同じ期間のメトリックデータを比較したりできます。アイコンをクリックすると、データを縦棒グラフまたは折れ線グラフで表示できます。
③は例外リストセクションを示しています。このセクションでは、例外名、例外が報告された回数、例外の割合、例外スタックなど、例外に関する情報を表示できます。
例外リストでは、次の操作を実行できます。
例外を見つけて、アクション列の概要をクリックします。表示されるパネルで、例外が報告された回数の傾向、操作とホストに基づく例外の分布、および例外スタックを表示できます。
例外を見つけて、アクション列のトレースをクリックして、リクエストのトレースの詳細を表示します。詳細については、トレースエクスプローラーを参照してください。
関連情報
エラーが発生した後にエラーが診断されるのを防ぐために、アラート機能を使用して、1つまたはすべての操作のアラートルールを作成できます。このようにして、エラーが発生したときにシステムはO&Mチームに通知を送信します。アラートルールの作成方法の詳細については、アラートルールの作成を参照してください。