このトピックでは、Function ComputeのNode.jsランタイムをコーディングに使用する場合のcontex関連の概念について説明します。
コンテキストとは何ですか?
Function Computeが関数を実行すると、関数の実行に使用されるメソッドにコンテキストオブジェクトが渡されます。 コンテキストオブジェクトには、呼び出し、サービス、関数、トレース分析、およびランタイムに関する情報が含まれます。
次の表に、コンテキストに含まれるパラメーターを示します。
項目 | データ型 | 説明 |
requestId | String | 関数を呼び出すために使用されるリクエストの一意のID。 エラーが発生した場合のトラブルシューティング用のIDを記録できます。 |
資格情報 | Credentials構造体。次のフィールドで構成されます。
| サービスにリンクされたロールを引き受けることによってFunction Computeが取得する一時的なAccessKeyペア。 一時的なAccessKeyペアは36時間有効です。 コードで |
関数 | FunctionMeta構造体。次のフィールドが含まれます。
| 関数の名前、ハンドラー、メモリ、タイムアウト期間など、呼び出された関数に関する基本情報。 |
service | ServiceMeta構造体。次のフィールドが含まれます。
| 関数が属するサービスに関する情報 (Simple Log serviceの名前、関連プロジェクト、Logstore、バージョン、サービスのエイリアスなど) 。 |
region | String | 関数が呼び出されるリージョンのID。 たとえば、関数が中国 (上海) リージョンで呼び出された場合、リージョンIDはcn-Shanghaiです。 詳細については、「サービスエンドポイント」をご参照ください。 |
accountId | String | 関数が属するAlibaba CloudアカウントのID。 |
ロガー | Function Computeによって定義されたContextLog構造。 構造体は次のフィールドで構成されています。
| ログの印刷に使用されるログオブジェクトを指定します。 ログは、日付要求ID [レベル] ログコンテンツ形式で印刷されます。 例: 2022-04-01T10:04:19.024Z 19b394a3-4fff-480c-9b5c-cbdfd6952f4e [info] hello,fc. |