起動テンプレートを使用して、Elastic Compute Service (ECS) インスタンスをすばやく作成できます。 起動テンプレートには、パスワード以外のECSインスタンス設定が含まれています。 設定には、キーペア、RAM (Resource Access Management) ロール、インスタンスタイプ、およびネットワーク設定が含まれます。 各起動テンプレートは複数のバージョンを持つことができ、各バージョンは異なるパラメータを持つことができます。 特定の起動テンプレートの任意のバージョンを使用して、インスタンスをすばやく作成できます。 これにより、ユーザーエクスペリエンスとインスタンス作成の効率が向上します。 このトピックでは、起動テンプレートの機能、起動テンプレートの課金、および起動テンプレートに対して実行できる操作について説明します。
特徴
インスタンスの作成に必要な設定情報を含む起動テンプレートを作成できます。 テンプレートのすべての設定はオプションです。 これにより、インスタンスの柔軟性とスケーラビリティが向上し、さまざまなシナリオでのカスタム要件を満たします。
起動テンプレートの作成後に起動テンプレートの設定を変更することはできません。 ただし、起動テンプレートに複数のバージョンを作成し、バージョンごとに異なるパラメーターを指定してインスタンス設定を管理できます。 任意のバージョンの起動テンプレートを使用してインスタンスを作成できます。
課金
起動テンプレートは課金されません。
ただし、起動テンプレートを使用してECSリソースをデプロイすると、課金される場合があります。 ECSリソースの課金については、「課金の概要」をご参照ください。
操作
ECSコンソールの使用
API操作の呼び出し
API 操作 | 説明 |
起動テンプレートを作成します。 | |
起動テンプレートのバージョンを作成します。 | |
1つ以上の利用可能な起動テンプレートを照会します。 | |
起動テンプレートのバージョンを照会します。 | |
起動テンプレートのデフォルトバージョンを変更します。 | |
起動テンプレートを削除します。 | |
起動テンプレートのバージョンを削除します。 |
参考資料
複数のECSインスタンスの一括作成に使用できるその他の方法については、「ECSインスタンスのプロビジョニング方法」をご参照ください。