1 つ以上の ECS インスタンスのシミュレートされたシステムイベントをスケジュールします。 シミュレートされたシステムイベントは実際のシステムでは発生せず、シミュレーションは ECS インスタンスに影響しません。
説明
ECS コンソール、 ECS API 、または CloudMonitor を使用して、スケジュールされたシミュレーションシステムイベントを表示できます。
次に、シミュレートされたシステムイベントのライフサイクルを示します。
- Scheduled (スケジュール済み):シミュレートされたシステムイベントのステータスは、スケジュールされると自動的に [スケジュール済み] に変更されます。
- Executed (実行済み):シミュレートされたシステムイベントのステータスは、手動の介入がない場合、NotBefore パラメーターで指定されたスケジュール時間に、自動的に [実行済み] に変更されます。
- Canceled (キャンセル済み):CancelSimulatedSystemEvents を呼び出してイベントをキャンセルすると、シミュレートされたシステムイベントのステータスは [キャンセル済み] に変更されます。
- Avoided (回避済み):シミュレートされたシステムイベントのスケジュールされた時間より前にインスタンスを再起動すると、メンテナンスによるインスタンス再起動のシミュレートされたシステムイベントのステータスを [回避済み] に変更できます。 メンテナンスによるインスタンスの再起動は、SystemMaintenance.Reboot 値によって示されます。
デバッグ
API Explorer を使用してデバッグを実行できます。 API Explorer を使用することで、さまざまな操作を実行して API の使用を簡素化できます。 たとえば、API の取得、API の呼び出し、SDK サンプルコードの動的生成を行うことができます。
リクエストパラメーター
パラメーター名 | データ型 | 必須/任意 | 例 | 説明 |
---|---|---|---|---|
EventType | String | 必須 | SystemMaintenance.Reboot |
システムイベントのタイプ。 有効な値:
|
InstanceId.N | RepeatList | 必須 | i-instance1 |
1 つ以上の ECS インスタンスの ID。 N の有効値 : 1~100 。 繰り返しリストの形式で、複数の値を指定できます。 |
NotBefore | String | 必須 | 2018-12-01T06:32:31Z |
スケジュールされたイベント実行期間の開始時刻。 時間は ISO 8601標準に従い、UTC 時間を使用します。 形式は yyyy-MM-ddTHH:mm:ssZ です。 |
RegionId | String | 必須 | cn-hangzhou |
リージョンの ID。 DescribeRegions を呼び出して、Alibaba Cloud の最新のリージョンを表示できます。 |
Action | String | 任意 | CreateSimulatedSystemEvents |
実行する操作。 値を CreateSimulatedSystemEvents に設定します。 |
レスポンスパラメーター
パラメーター名 | データ型 | 例 | 説明 |
---|---|---|---|
EventIdSet | e-xhskHun1256xxxx |
シミュレートされたイベント ID のリスト。 |
|
RequestId | String | 473469C7-AA6F-4DC5-B3DB-A3DC0DE3C83E |
リクエストの ID。 |
例
リクエストの例
https://ecs.aliyuncs.com/?Action=CreateSimulatedSystemEvents
&EventType=SystemMaintenance.Reboot
&InstanceId.1=i-instance1
&NotBefore=2018-12-01T06:32:31Z
&RegionId=cn-hangzhou
&<Common request parameters>
成功したレスポンスの例
XML
形式
<CreateSimulatedSystemEventsResponse>
<EventRule>
<EventId>e-bp191hqye********34y</EventId>
<EventId>e-bp191hqye********34x</EventId>
</EventRule>
<RequestId>E69EF3CC-94CD-42E7-8926-F133B86387C0</RequestId>
</CreateSimulatedSystemEventsResponse>
JSON
形式
{
"EventIdSet":{
"EventId":[
"e-bp191hqye********34y",
"e-bp191hqye********34x"
]
},
"RequestId":"679E9056-9B75-4306-8A72-A1DF93EBEF74"
}
エラーコード
HTTP ステータスコード | エラーコード | エラーメッセージ | 説明 |
---|---|---|---|
404 | MissingParameter | %s | 必須パラメーターが指定されていない場合に返されるエラー メッセージ。 |
403 | InvalidParameter | %s | 証明書の形式が無効である場合に返されるエラーメッセージ。 |
403 | InvalidNotBefore.Passed | %s | NotBefore パラメーターの指定された値が現在の時刻より前の場合に返されるエラーメッセージ。 |
404 | InvalidInstanceId.NotFound | %s | 指定されたインスタンスが存在しない場合に返されるエラーメッセージ。 |
403 | SimulatedEventLimitExceeded | %s | シミュレートされたイベントの数が上限に達したときに返されるエラーメッセージ。 |
403 | InstanceIdLimitExceeded | %s | 指定されたインスタンス ID が 100 を超える場合に返されるエラーメッセージ。 |