Data Transmission Service (DTS) がMySQLデータベース間の増分データ移行を開始する前に、DTSはソースデータベースのserver_idパラメーターの値を事前にチェックします。 このトピックでは、事前チェックに合格するようにserver_idパラメーターを設定する方法について説明します。
解決策
ソースの自己管理型MySQLデータベースがデプロイされているサーバーにログオンします。
次のSQL文を実行して、server_idの値を表示します。
show variables like '%server_id%';
server_idの値が1より大きい整数であるかどうかを確認します。 server_idの値が1以下の場合は、次のSQL文を実行してsever_idの値を変更します。
set global server_id=<id>;
重要自己管理データベースのserver_idの値は、1より大きい整数で、すべてのデータベース間で一意である必要があります。
自己管理データベースがprimary/secondaryモードでデプロイされている場合は、primary/secondaryレプリケーションがserver_idの値の変更の影響を受けないようにしてください。
SQL文が実行されたら、それに応じて構成ファイルのserver_idの値を変更します。 それ以外の場合、データベースの再起動後に変更された値は無効になります。
例:
set global server_id=2;
最初に DTSコンソールにログインし、再度事前チェックを実行します。