ファイルゲートウェイは遅延同期をサポートします。 遅延同期では、指定されたレイテンシ期間が経過するまで、ゲートウェイは関連するObject Storage Service (OSS) バケットへのデータのアップロードを開始しません。
シナリオ
ファイルゲートウェイによってアップロードされているファイルを更新するたびに、ファイルゲートウェイはファイルを OSS に再アップロードする必要があります。 これにより、特に大きなファイルを処理する場合、帯域幅の消費が大きくなる可能性があります。 遅延同期により、ファイルゲートウェイはOSSへのファイルアップロードを遅延させ、ファイル全体がファイルゲートウェイに書き込まれた後にアップロードを開始できます。 この機能は、帯域幅の使用量を減らし、全体的なアップロード効率を向上させます。
遅延同期の設定
共有の作成時に同期遅延を設定できます。 詳細については、「共有の作成」をご参照ください。