メトリックデータクエリのAPI呼び出しの無料クォータは、1か月あたり100万回です。 無料クォータが使い果たされると、スロットリングがトリガーされます。 このトピックでは、メトリックデータクエリのAPI呼び出しの無料クォータが使い果たされる問題について説明し、関連する原因と解決策を提供します。
発行
1か月あたりのメトリックデータクエリに使用されるAPI呼び出しの数が100万に達すると、1日目と4日目にクォータが使い果たされたことを示す電子メールまたはテキストメッセージが受信され、5日目にスロットリングがトリガーされます。
api操作を呼び出した後に応答に
ユーザーAPIクォータ制限
が表示された場合、スロットリングがトリガーされています。
原因
メトリックデータクエリのAPI呼び出しのクォータは、次のシナリオで使用されます。
API操作を直接呼び出します。
無料クォータには、DescribeMetricLast、DescribeMetricList、DescribeMetricData、およびDescribeMetricTop APIの呼び出し数が含まれます。 CloudMonitorコンソールを使用して生成された呼び出しは除外されます。
説明2018-03-08バージョンのQueryMetricList、QueryMetricLast、QueryMetricData、およびQueryMetricTop APIの呼び出しも、無料のクォータを消費します。
CloudMonitorのGrafanaプラグインを使用します。
詳細については、「Grafanaを使用したモニタリングデータの表示」をご参照ください。
解決策
次の操作を実行して問題を解決することを推奨します。
API操作を呼び出す頻度を減らします。 1分ではなく5分の間隔でAPI操作を呼び出します。
一度にAPIを呼び出すことによって照会されるリソースの数を減らします。
一度に最大50個のリソースをクエリできます。 たとえば、DescribeMetricLast操作を呼び出すときに、リクエストパラメーター
Dimensions
を[{instanceId:*** },{ instanceId:*** },{ instanceId:***}]
に設定します。CloudMonitor Basic (従量課金) を有効化します。
詳細については、「従量課金の有効化」をご参照ください。
Hybrid cloud monitoringが提供するクラウドモニタリングエクスポータ機能を使用します。 クラウドモニタリングエクスポータ機能は、低コスト、低レイテンシ、および高信頼性を提供します。
詳細については、「モニタリングデータのリアルタイムエクスポート」をご参照ください。
CloudMonitorのGrafanaプラグインを使用するためにクォータが使い果たされた場合は、Hybrid Cloud Monitoringのダッシュボードを使用することを推奨します。
詳細については、「ダッシュボードの管理」をご参照ください。