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Cloud Backup:KMSを使用したバックアップデータの暗号化

最終更新日:Oct 16, 2024

データバックアップのセキュリティ管理レベルを向上させ、セキュリティコンプライアンス要件を満たすには、偶発的な操作、悪意のある攻撃、不正なバックアップまたは復元からデータを保護する必要があります。 Cloud Backupを使用すると、Key Management Service (KMS) を使用してデータを暗号化できます。 このトピックでは、KMSベースの暗号化機能の使用方法について説明します。

概要

KMSを使用すると、暗号化キーを自分で管理できます。 KMSを使用して、バックアップボールトに保存されているデータを暗号化できます。

重要
  • バックアップデータを暗号化するために顧客マスターキー (CMK) を指定した場合、バックアップコンテナーの作成後にCMKを変更することはできません。

  • CMKを無効化または削除した場合、バックアップボールトからバックアップデータを復元することはできません。

  • KMSを使用してバックアップボールトのデータを暗号化する前に、KMSコンソールでCMKを作成し、CMK IDを取得します。 詳細については、「CMKの作成」をご参照ください。

  • 無料のバックアップポリシーでKMSベースの暗号化を有効にすることはできません。

  • Cloud Backupはデフォルトキーのみをサポートします。

  • 機能をサポートするリージョンの詳細については、「各リージョンで使用可能な機能」をご参照ください。

KMSを使用したバックアップデータの暗号化

  1. CMKを準備します。

    KMSを使用してバックアップボールトのデータを暗号化する前に、KMSコンソールでCMKを作成し、CMK IDを取得します。 詳細については、「CMKの作成」をご参照ください。

  2. [バックアップポリシーの作成] ページで、バックアップボールト暗号化モード パラメーターを [KMS] に設定し、KMS キー ID パラメーターを指定します。 バックアップポリシーの作成後、バックアップデータはKMSによって暗号化されます。image.png

    たとえば、doctestという名前のバックアップボールトに対してKMSベースの暗号化を有効にします。 バックアップボールトのバックアップポリシーが作成されると、存储库管理 ページのバックアップボールトの ストレージボールトのタイプ 列に [KMSに基づく暗号化] が表示されます。image.png