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:Java アプリケーションから OpenTelemetry を介して ARMS にトレースデータをインポートする

最終更新日:Dec 30, 2024

このトピックでは、OpenTelemetry を介して Java アプリケーションから Application Real-Time Monitoring Service (ARMS) にトレースデータをインポートする方法について説明します。

Java アプリケーションから OpenTelemetry を介して ARMS にトレースデータをインポートする

OpenTelemetry を使用して、Java アプリケーションから Application Real-Time Monitoring Service (ARMS) にトレースデータをインポートするには、複数の方法があります。 OpenTelemetry から直接トレースデータをインポートするか、OpenTelemetry Collector を使用してトレースデータを ARMS に転送できます。

OpenTelemetry から直接トレースデータをインポートする

OpenTelemetry Collector を使用してトレースデータを ARMS に転送する

オープンソースの Opentelemetry Collector を使用してトレースデータを転送する

オープンソースの OpenTelemetry Collector を使用してトレースデータを ARMS に転送するには、エクスポーターのエンドポイントとトークンを変更するだけで済みます。

exporters:
  otlp:
    endpoint: <endpoint>:8090
    tls:
      insecure: true
    headers:
      Authentication: <token>
説明
  • <endpoint> をエクスポーターのエンドポイントに置き換えます。 例:http://tracing-analysis-dc-bj.aliyuncs.com:8090

  • <token> を ACK コンソールで取得したトークンに置き換えます。 例:b590lhguqs@3a7*********9b_b590lhguqs@53d*****8301

トレースデータを使用する

ARMS は、トレース詳細クエリ、事前に集計されたメトリックダッシュボード、トレースエクスプローラーの事後集計メトリック分析、トレース関連サービスのログへのアクセスなど、さまざまな診断機能を提供し、トレースデータが効果的に使用されるようにします。

  • トレース詳細

    トレース詳細ページの左側でトレースのインターフェース呼び出し順序と期間を表示し、トレース詳細ページの右側で SQL、JVM、ホストメトリックなどの追加情報と関連メトリックを表示できます。 Trace details

  • 事前に集計されたメトリックダッシュボード

    ARMS は、トレースデータに基づいて事前に集計された複数のメトリックダッシュボードを提供します。 ダッシュボードには、アプリケーション概要ダッシュボード、API 呼び出しダッシュボード、データベースクエリダッシュボードが含まれます。 詳細については、アプリケーション概要 を参照してください。

    Overall Analysis tab

  • トレースエクスプローラーの事後集計メトリック分析

    ARMS は、アプリケーションの異常なトレースのクエリなど、多次元フィルタリングと事後集計メトリック分析機能を提供します。 これらの機能は、アプリケーションのデバッグに役立ちます。 また、ARMS は、IP アドレスまたは API ごとにトレースデータを集計するのにも役立ちます。 詳細については、トレース分析 を参照してください。

    Span details

  • トレース関連サービスのログへのアクセス

    ARMS は、トレースをサービスログに関連付けて、API を呼び出すことによって例外のトラブルシューティングを行うのに役立ちます。 詳細については、トレースとログを分析してビジネス例外を特定する を参照してください。

    Log Analysis